愛してなければ、いくらでもいい顔ができる:不倫男のメカニズム
女20代後半〜30代。
既婚者男性に惹かれて、不倫関係におちいる女友達が後を立たない。
彼女らにヒアリングすると、既婚者男性はとても魅力的だという。
仕事ができるから尊敬しちゃうし、優しく包んでくれて、フィーリングも今まで会った誰よりも合うの。
なんていうか男として余裕があり、セクシー。他の未婚の男性では全然物足りなくなってしまう。
(以上、不倫あるあるの声。同じことを感じる人は多いだろう)
そういう彼女たちの声を聞くにつれ、私が思うことは
バーカ( ´,_ゝ`)プッ
ということである。
テメーの不倫相手だけが、トクベツ素敵な人のわけねぇだろ!
人は、愛も責任もない相手には、いくらでも化けられるもんなんですよ。あなた好みの男にね。
それに気づかず、相手をトクベツな人と思い込んじゃうバカ女のなんて多いこと。
いや、そいつ、あんたと定期的にセックスするために、あんたの価値観・性格にミラクルフィットさせてきてるだけだからwww
なぜそんなこと言うかというと、私は「既婚男性側」の立場で恋愛を続けてきたから(20代の頃ね)、ヤツらの気持ちが手に取るようにわかる。
私自身は結婚してないので自分は“不倫”ではないけど、「マジメに付き合う気もないのに男性をたぶらかしてきた」という点では、不倫男の行動メカニズムはよ〜〜くわかるぜ!!(えへ最低)
そんな私の経験上、未来を真剣に考えていない人に、いい所だけ見せつけるのは楽勝である。
どれだけでも相手に優しくなれるし、ウィットに富んだ話も提供できる。
いつでも異性としてグッとくるファッションに身を包み、ちょっとしたドラマな人生をチラつかせてあげる。
仕事の苦しみや家庭での重圧など、なんだって癒せる相談相手になってあげられる。
目の前に理想が現れたら、そりゃあ「この人なしではもう生きられない」ってなっちゃうよね。わかるわかる。でもこれ、演目だからね!
既婚者はいくらでもあなたの「理想の人」になりきれるのだ。
・・・だって、あんたの人生負う気ゼロだし、なんの責任もないんだも〜ん♪
そうなると人間、どこか頭が冴えて冷静になれるもので(それを余裕という)、面白いくらい相手が求めていることを差し出せるようになる。
私の場合も、ゲームだからこそ冷静に攻略していったものです。
そして「理想の女」を提供しすぎてしまったばかりに、「君みたいな女性は初めてだ・・・完ぺきや。今の女とは別れるから、結婚してくれぇぇぇえ!」とマジで追っかけられて人生破綻しかけました。(反省してます)
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いつも同じこと言ってると思うけど、どれだけテメーが馬鹿なことしてるか、どれだけ相手がカスいかを熱弁しても、彼女たちは目を覚まさない。
それでも私は彼女たちに叫びつづける。カスであると。
(おしまい)