リアルファーが受け付けなくなってきた。私のハンパな動物愛護心
とある婦人雑貨メーカーの展示会へ行ってきました。
今年の秋冬は(も?)ファーものが流行するらしく、ゴージャスなファーアイテムがいっぱい。
モフモフかわいい。※画像はイメージです
私はファーものに目がない女だった。
これまでも、オマエは女優か!というほど、冬は毛皮を身につけていました。
ところが・・・
ここ数年で、リアルファーが自分的にダメになってきた。
理由ははっきりしていて、ファー業者の方から、ファーになる前の動物くん達の話を聞いてからです。
↑単純や。
つまんない理由でごめんなさい。
でも私としては、それがきっかけで、色々リアルに想像できるようになってしまった。
説明してくれた業者の人に悪意があったわけではなく、どういう環境で飼育され、どのように生産されるかを丁寧に教えてくれただけなのだけど。
それまで私は、beforeの動物くんのことは、「この毛皮なにファー?ラビット?レッキス?あら〜フォックス??」と、ファッション的な観点からしか見てなかった笑。
しかし生産工程を聞いてからというもの、もうファーアイテムがbeforeの動物くんに見えて仕方ない(´;ω;`)
しかも業者のおっちゃん、しまいにゃ
「中国じゃ物によってはフェイクファーよりリアルのウサギのほうが安いっすからね〜^^」
(・A・)・・・
フェイクより安いウサたんの命て・・・
なにか狂っているこの世界 (°д°) (°д°) (°д°)
あ、もちろん世の毛皮ラヴァーを批判する気はまったくありません。
自分も批判できるほどの行いはしていないし、やっぱ物としてのファーの魅力は大きいし。
でも、自分にとってはファーものへの見方が変わってしまい、以前のように何も考えずに楽しく身につけられなくなってしまったのも事実。
よって、ファーものの新調は極力いいかなと思っている最近の秋冬です。
かといって・・・
今後一切、毛皮ものは買わない、身につけない。
そこまでは徹底できない弱い女なの、私。←ハンパな動物愛護
ファーつきの一目惚れアイテムに出会ってしまったときにその衝動が止められるかどうか・・・
今後の自分が試されます笑。
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わがままに残酷に、自分を美しく見せてくれるものを身につける。
それは若さの特権、若さゆえの美しい傲慢さ。
それが出来なくなってきた自分に、もう若さがねえなあと衰えを感じてもいます。
自分の欲望よりも命への尊厳に目がいっちゃうあたりwww
でも!
展示会に行って、近年のフェイクファーの技術の進歩を感じたよ。
ひと昔前のフェイクファーといえば、なんかしゃぼしゃぼしていてリアルとは程遠い代物だったけど、これならフェイクでもいける!と思える手触り・質感のものもちらほら。
どうか関係者各位には、全力で上質なフェイクファーの開発に励んで頂きたい。
命は祖末にゃしたくないけど、おしゃれはしたい女心のために。
(おしまい)