ありのままの大根が食えるかバカヤロー
表題のセリフはYOU師匠のお言葉です。
(20代女性の「彼氏ができない」という相談を)
よーく聞いてるとね、努力をしてないんだよね。
ありのままの大根が食えるかバカヤロー!
洗って、切って、皮をむき、煮込んで味をつけ、美味しいからどうぞ、と(そこまでしてやっと食べてもらえる)。
それを、泥だらけの大根食えってのかお前らバカヤロー、なめんなよ、と。
(NHK Eテレ「ねほりんぱほりんプロ彼女編」より)
さすがYOUパイセン。しびれるわ。
わたしも女友達や知り合いから彼氏ができないという悩みを時々受けますが、そういう人に限って努力してないというか、努力の方向が一人よがりの人って多いなと思います。
「内側からキレイになれるよう、お稽古ごとを始めた」とか
「人の悪口は言わないようにしてるの」とか。
いやそれもやらないよりはいいけど、それ自己満だよね( ´,_ゝ`)プッ
もっとピンポイントに営業努力しようぜ!
仕事はドライにできるのに、恋愛にだけピュアさを求める人々
世の中には何もしなくても男が寄りまくってくる女もいることは確かですが、企業努力によって確実な数字を積み上げるのは誰にだって可能です。
ブスもブサイクも口下手でもなんでも、自分に合った努力をすることで受注アップに必ずつながる。仕事の話となると、それに納得してくれる人は多い。
なのに、恋愛になると急にみんなピュア至上主義に・・・。ありのままの自分を、愛してほしいらしい。
ちょっとでも「男をオトすのは営業と一緒だよ」とでも言おうもんなら「え〜なんかそういうのって悲しくないですか〜」と言われちゃう。いや男日照りのほうが悲しいだろ。
たとえば男好みのファッションにするだけで、
「そこまでして付き合いたくない」
「自分を偽りたくない」
「無理したって長続きしない」
みたいな方向に考えてしまう人が多い。そういうことじゃないんだけどな。
でもそういうベクトルにしか考えられない人はやっぱり、泥だらけの大根のままでいいと言ってくれる人を待つのでしょうか…。
食卓に、泥付きの大根だしても誰もハシつけてくれないよねwwwやっぱふろふきさんやでwww
仕事もなんも長続きしないという人なら別ですが、仕事はそこそこちゃんとやれてる人ならば、私生活にもそのテクは応用が効くはずなんです、本当は。
営業努力自体を楽しめたら、無敵の人生が待っている
私も昔、プロ彼女じゃないですが、ホステスをやっていました。
そして今は、プランナー/デザイナー。
どちらも、客のニーズに合わせた時間やモノを提供する仕事です。
情報収集して、気持ちに寄り添って、好まれそうな雰囲気を醸して、相手にとって自分を最適化させて仕事を勝ち取ります。
相手に合わせて営業するわけですが、別にそれは苦痛ではないです。相手に合わせる=自分を殺すのとは違うから。
むしろ自分の性質や強みはアピールしつつ、相手をよく知ってますってのが最強。
そして、相手に向かって努力する大変さよりも、自分の読みが当たって相手を転がせるようになった時の快感のほうがデカいですね。(たぶん、仕事が辛くても成果が出た時の快感を知っている人なら、わかると思う)
それは、仕事じゃなくても同じで。
なので正直わたし、狙った男性をハズしたことは思い出せる限りでは、ほぼ無いです(えへ自慢)。まあ、自分になびかなそうな人をそもそも狙わないってのが一番の勝因ですけど。
↑仕事の営業も、ターゲット間違うとそもそも数字にならんよね
仕事も、恋愛も。「ありのまま」の綺麗ごとに逃げるな
大根を泥だらけのままテーブルに上げるか。
ていねいに下ごしらえをして、素敵な器によそってどうぞ、と出すか。
ターゲットは、どう調理した大根なら食べてくれそうかを、じっくり考えて行動しましょ。
アタシが男だったら、一瞬は上品で美しいふろふき大根さんにも惹かれちゃうけど、やっぱ最後に選ぶのは安定感があってご飯のおかずになるブリ大根さんかな♡
ターゲットにとってなにが本当に美味しいのかを考える、それが仕事もプラベもよく回る極意だな、とYOUパイセンの言葉を聞いて、つくづく思った夜でした。
(おしまい)
どーでもいいけど前にも「No More ありのまま!」と叫んでいる私。過去のエントリー→ありのままでいいわけがない