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インドのチーズカレー【パニールマサラ】でカレー中毒!トマトの酸味とバターの激ウマハーモニー
2017/08/25
君は、食べたことがあるかい?インドの「パニールマサラ」を。
2月のインド旅は、3度目にして初めて「インドの料理ってうまい!!」と思える経験が、ようやくできました。(1回目2回目は微妙な店ばっか当たった)
それ以来、折りに触れてアタイのカラダはインドスパイスを欲してうずくようになってしまった・・・。こんな、体に、されて。
ということで、今日は美味しいインドカレーのお話。
肉不使用なのに濃厚。もちもちチーズとトマトのカレー
さて、私が「おいしい」と思ったインド料理1店目は、ジャイプールの老舗レストラン「ニロス」から。
インドでいちばんハマったのが、パニール・マサラ。
濃厚なトマトソースのようなカレーベースに、インドのチーズ「パニール」が入ったマサラ。肉不使用です。
これがインドのカッテージ・チーズ、「パニール」↓
見た目は大ぶりの角切りになっていることが多く、お豆腐っぽいです。
そして味と食感は、モツァレラチーズに似ています。そう、癖など全くなく、むっちりしていてアッサリしているの〜
ちょっと固めのしっかりしたモッツァレラ、そんな感じでしょうか。
ニロスのパニールマサラのお味は、
・かなりトマトの酸味がある。酸っぱめトマトソース好きには嬉しい。女子にウケる味
・かなり味が濃い。具材のパニールと一緒に食べないとちょっと塩辛いかも
総合して、スパイシーで濃厚なトマトカレーって感じです。
さすがのニロス、垢抜けた味でした。
まさか混沌のインド料理でシャレ気づいた食べ物に出会えるなんて・・・感激。
しかもこちらは肉を一切使っていないのが驚き。それでこのコクはすごいです。
しかし、肉なしだからヘルシー♪と思いきや、バターが死ぬほど入ってると見た。総合的にはかなりのハイカロリー食だから騙されないようにしてください( ´,_ゝ`)プッ
ちなみに、ニロスに限ったことではありませんが、インドでは付け合わせとして生タマネギが運ばれてくることが結構あります。
これ、漬け物になってるとかでなく、まるっきり生ですから。ただただ辛くて、知らないでかじった日にはアッタマきますよ。
現地の日本人に聞いたところ、「インド人て生のタマネギを分厚いままガリガリ食べるのよ〜。日本人には辛くてムリ」とのことでした。
これは殆どの日本人には苦行となりますので、無理しないほうがいいと思います。切り立てかどうかもわからんし…。
「ニロス」外観も載せておきましょう。
ニロスは地球の歩き方などにも載っている超有名店。
日本人女性的に、おっしゃれ〜♡というレベルではないが、まあ清潔でほどよいインドっぽさがあります。
欧米人など観光客慣れしているお店なので、味もちょっとモダン?な感じがします。安心して利用できますよ。
ジャイプールに行った際は是非!
デリーでもパニールマサラを食べ比べ。
さて、すっかりパニールマサラが気に入った私、デリーに戻ってからもパニールマサラばかり注文していました。
デリーで入ったレストランの「パニールマサラ」はこんな感じ↓
これは見た目でこってり濃厚さがビンビンに伝わってきますね。上のニロスより酸味がなくバター味濃いめ。
これはこれでめっちゃ美味しかった!個人的には日本で食べるバターチキンよりうまいです。
しかし相当コッテリしていて量もあるため(そして毎食カレーなため)、一人で完食は無理です。勿体無いけどかなり残しました。
参考までに、このパニールマサラはデリーの「サファリレストラウンジ」というお店のもの。
有名店ではないけれど、キレイで程よい現地感&観光客慣れ感のある店でしたよ。
ちょっと店のコンセプトが80'sっぽいけど、気にしない気にしない。
接客も親切だったし、カレー以外にチャイニーズメニューもありました。
おまけ:難易度高め、オールドデリーの食堂で
一人ではビビリな私には到底無理ですが、今回、現地の日本人女性にアテンドしてもらう時間があり、なんとオールドデリーのローカル食堂にもチャレンジ。
個人では踏み入る勇気が出ないオールドデリーぱいせんの様子↓
↓ひとりだったら、こんなん無理ですわ
観光客向けではない食堂でご飯を食べるのは初めて!大丈夫か。
アテンドしてくれている女史には大変申し訳ないが、ちょっと緊張。日本から来た軟弱なアタシの腹、ローカルなレストランに耐えられるのかしら・・・
と思ったけど、入ってみれば清潔なお店でした。さすが日本人女性チョイス。
まず出てきたのは、チキン料理。
名称は忘れましたが、タンドリーチキンともちょっと違う、ショウガとハーブがガツンと利いた美味しい美味しいチキンでした。
インドの鶏は、臭みがなくて味がおいしい。
そしてカレー。どーん
これがね〜、どちらも美味しかったのよ〜
右がパニール入り。おぼろ状態で、とってもまろやかで美味しい〜。
ちなみに今回の旅では、付け合わせの炭水化物は現地にならってナンではなく、ロティにしました。ナンはもちもち濃厚で美味しいのだけれど、私の胃には、重い。
↓ロティ。ナンよりあっさりしてます
は〜。
こんな感じで、今回の旅は、和食やピザなどの西洋料理に逃げずに、ちゃんとインド料理づくしを楽しんだ!
おかげで、インドの真理にまた一つ、近づけた(のか)。
帰ってきて思うが、パニールマサラは日本ではあまり見かけない(´・ω・)
美味しいインド料理屋さんはたくさんあるのに、日本じゃパニールを手に入れるのが大変ということなんだろうか?
あのトマトの酸味がきいたパニールマサラを求めて、東京でも活動してみようかしらと思う、今日この頃です。