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食べログ★4.29「オステリア・オリエーラ」でのハプニングと食レポ
今週は誕生日ウィークだから、いろんな人と美味しいものを食べる機会が多い。
昨日は、やたらと食べログで高得点・ぶっちぎりの★4以上を獲得しているイタリア料理店、新宿三丁目の「オステリア・オリエーラ」に行ってきました。
結果から言うと、人気も納得の美味しさ・居心地のよさでございました。
が、それ以上に、ワタクシの中で衝撃的な事件が起こったので、まずはここにそれを記さねばなりますまい。
「シメサバがお嫌いなんですね!わかりました!」→「前菜のシメサバでぇす!」 ヽ(・ω・)/ ズコー
〜オーダ時のやりとり〜
店員「なにか、苦手な食材はございませんか?」
店員「遠慮なく、おっしゃってください(キリッ)!当店は、使う食材もかなり多いので!」
わたし「強いて言えば、生の青魚が、得意じゃないです。」
店員「なるほど!ではシメサバとか、そういったものは除きますね!」
わたし「ご丁寧にありがとうございます♪」
〜5分後〜
店員「お待たせ致しました!本日の前菜は、シメサバのマリネでございます!」
わたし「(^ω^)・・・」
・・・・
「苦手なものはシメサバですね!」から「前菜のシメサバでございます!」の流れが、あまりに間髪入れない美しい流れだった(もちろん同じ店員さんだよ)。コントだったら100点満点。
あまりに美しい流れのため、これは"シメサバ嫌いの貴女をも必ずや満足させるシメサバです"という挑戦なのだな・・・マジでそう思った。
面白い、この勝負、受けて立つ!
ぱくっ
(^ω^)・・・
結局ワタクシ、涙目。やっぱダメだわシメサバ。
チクショーだまされた。てか、忘れるくらいなら熱心に聞いてくんじゃねえよ馬鹿。
お料理自体はとても満足。火の通しかた、塩加減が抜群!
さて、そんな衝撃事件もありましたが、念のためお料理もレヴュー致しますよ。
前菜の冷製コーンポタージュ。
真ん中に乗ってる黒い物体はエスプレッソ味。コーンのシャキシャキ感がペースト状になっても残ってる逸品。
前菜盛り合わせ。
問題のシメサバは左上のヤツですw
全体的には、スモークされた魚とハーブがほんのり香って大変おいしゅうございました。
みょうが、オクラで和えてあり限りなく和に近いけど、パプリカやハーブ、オイルがギリギリのところで洋にまとめている繊細な逸品でございます。(食通的にまとめてみた)
あなごのフリット。
これ、調理加減が絶妙でござんした。あなごがとろけるよう。まるで白子のような官能的なあなごさんでした。
パスタ。
自家製パスタと、羊のラグーソース。まさかのラグーを仔羊で!めっちゃうま。
見た目の黄金キラキラスープがまず最高に美しい。
魚料理は、白身魚2種をスープ仕立てで。ぷりっぷりでイイ魚使ってる。
肉のメインは、和牛の赤身。
赤身ラブなワタクシ大歓喜。もうかなりお腹いっぱいなのですが、少量の赤身なので美味しく頂けました。
一口ずつパンナコッタ、カタラーナ、ブラウニー、ティラミス、そしてイチジク。
特にパンナコッタがちょっとサワー風味があったような?美味しかった。
これにハーブティーが付いてコース終了。(6,500円、7,600円、8,700円のコース中、コレはいちばん上の8,700円のものです)
全体的にお値段以上のクオリティと、シェフの愛を感じる流れのお料理でした!
記念日じゃなくても使える店
全体的に高すぎない価格設定+料理はカクベツって感じで、そこが人気のヒケツではないでしょうか。
むしろちょっと美味しいものが食べたい時の普段使いが似合うお店。
つまり、とても良いお店ってことです。
っつっても、ここが食べログ★4.29で、他の、自分的にはとっても美味しいと感じるお店が3.0だったりするので、その違いは正直わかりまてん。
つくづく、シメサバ・ショックが悔やまれる結果に。
そんな感じでお料理はとっても満足だったのですが、帰り道でも、冒頭で起きたシメサバ・ショックのことしか思い出せませんでした。
せっかく素敵な料理だったのにwwwなんかもうウケるwww
ということで、うっかり接客ミスには注意しましょう、オステリア・オリエーラさん笑。