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【台北旅】おいしすぎて綺麗すぎるオーガニック料理「東雅小厨(ドンヤーシャオツー)」
台湾旅続きです。
魯肉飯を始めパンチのある旨さがたまらない台湾飯ですが、「超・繊細系」のレストランもある。
それの一押しが、台湾食材を使ったオーガニック料理店、東雅小厨(ドンヤーシャオツー)です。
ここは特に、肉肉しいものやコッテリしたものより、あっさり味わい深いものが食べたい!という時にホントーにおすすめ。消化酵素の減退した世代にもいい!←私
特に、野菜中心の料理が好きな人は絶対行ってみてほしー!
こんなに「やさしくて綺麗な」レストランは初めて!
お店は小籠包の有名店「濟南鮮湯包」の本店と同じ通りにあります。この通りは何気に高級住宅街で、品のいいレストランが多いのです。
東雅小厨の外観。洗練されていつつカジュアルさもあり、心地のいい雰囲気。
席について驚いたのが、店内がめっっっちゃくちゃ綺麗。
なんというか、こんなに綺麗にしてる店、日本含めあまりないかも?と思うレベル。無垢木を基調にしているからか、カッコつけた綺麗さではなくてナチュラル綺麗なんです。
今思えば、この「肩ひじ張らないナチュラル綺麗」な雰囲気がもうね、ここの食へのポリシーというか姿勢を表しているのだなーと納得できる。一貫してます。
オーガニック、低脂肪、味付け薄めだけど物足りなさ一切なし
お通し。蒸したタロイモ。
この素朴さ!余計なことはしない潔さ!!
華美な美食やカッコつけに疲れた現代人の心を鷲掴みwww
席に着くやいなや運ばれてきたお通しのタロイモの意外性に一同ノックアウト。こういうセンスが大事だよね〜。
またこれが、ほんのり薄甘でねっとりと優しくて、疲れた体にしみるお味だった。
人気メニューの肉団子。写真じゃわからないけれど、かなりでかい。
これは華やかさゼロの味。笑。煮付けた白菜がまた優しい。
そして・・・
看板メニュー、湯葉を揚げたもの。これは何が何でも必食。
この湯葉揚げはヤバイ(^q^)
三人で食べて、激しい奪い合いになるほど美味しかった。
他の料理も素晴らしい完成度なのだけれど、正直言って、これがなかったらここまで東雅小厨の私の中の評価は高くなかったかもしれない、それくらいコイツの存在感は際立っていた。
にんにく醤油ベースのタレもやばかった。このタレを売って欲しい。一升瓶で。
雪菜の混ぜごはん。素朴だけどすんごいうまー!!幸せー!!
酔っぱらい鶏。薬膳の味が体に染み渡る。もちろん鶏自体も臭みゼロです
湯葉の隣にあるのは、雪菜と湯葉の炒め物。
これも美味しかったけど、湯葉揚げや雪菜ごはんと食材が被ってしまっていた痛恨のメニュー選択ミス。他のものを食べてみればよかった、、、
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以上です。
東雅小厨は、とにかく健康のための食材選びや料理法に勉強熱心で、そのポリシーに徹しつつ本当においしいものを追求している感がハンパない。
そしてそれらのポリシーを、料理に美しく昇華させるチカラに脱帽です。どれだけセンスいいのよ。
がっつりパンチのあるものが食べたいヤングには向かない店ですが、あっさり滋味深い料理が好きな人、食と健康に興味のある人、意識高い人には本当におすすめのお店。特に女性は気にいる人多し!
私がこの店で一つだけ後悔しているのは、カッコつけて(?)湯葉揚げを2度たのまなかったこと。
次に行った際には、夢の湯葉揚げ2回まわしを敢行するぞコノヤロー!
(おしまい)