文系オトナギーク女子

"人生ギーク"な大人の女性目線で綴る、日常に即効性のある 今日のお洒落からカルチャー、ゲス話までをお届けします。

お仕事の話 リアルなハナシと人間模様

正社員の心の縛られっぷりは異常!心はいつも軽やかに〜のススメ。

 

「仕事の9割がクソみたいな嫌なことばかりだ」

 

今わたしが仕事もらってる会社の、正社員さん2人のセリフ。(°д°)

(↑わたしはフリーランスっす)

 

きゅ、9割でつか!?(°д°)

まあ飲みの席での話題だし、自虐ネタで盛ってる盛ってる〜

 

・・・とはあながち思えない、お二人の真剣さ。ホントに嫌そう笑。

 

 

会社にしがみつく心が、毎日を重くする

 

この正社員の2人のスペックは、

 

A男さん→46歳男性、既婚子持ち。

B子さん→35歳女性、独身。

 

 

会社が「9割イヤ」な理由はA男さんB子さんでそれぞれ理由は違うようだったけど。

 

A男さんは主に、今色々うまくいってないのが理由。売上の低下だったり、部下との関係だったり。

B子は売上はあるが、社内政治のキタナイところやクソな上層部を目の当たりにしていることによる。

 

ただ、「仕事がクソみたいだ」というその気持ちの深層には、かすかに共通点が見えた。それは・・・

 

会社に何が何でもしがみつく心。

 

それが奥底に見えたのである。

 

断っておくが、私は1つの場所で頑張ることは、自分には出来ない尊いことだと思ってる。しがみついちゃって可哀想、とか言う気はない。

だってアタイにゃ、しがみつけるモノも無いからね!(°∀°)

 

性別も年も違うA男さんB子さんの共通点としては、

 

新卒で正社員として入社した生え抜き(よって転職経験ナシ)

中間管理職である(よってそれなりの給料

○転職するということが、現時点で選択肢にない

売上ノルマがあり日々のプレッシャーがすごい

 

そんなところかな。

とにかく2人とも「ここで生きてく」という覚悟が見えるところが共通点だ。

 

ま、ワタクシなんかからすると、46歳子持ち男性のA男さんはまだしも、35歳独身女性のB子さんなんかはメッチャできる人だし、9割もヤなことばっかだったらとっとと転職すりゃいいのにと簡単に思ってしまうんだけど。

 

しかしココの会社は老舗の大企業であり、古い体質の日本企業。

はえぬき正社員で順等にキャリアを積んできた人間にゃ、もう他の企業では生きてはいかれないと思い込ませる社畜量産システムがあるのね。

 

社畜量産システムって言ったけど、何も悪い面ばかりではなく、

長く働いた分のお手当てや、マネージャー試験を突破して積み上げてきた「ここで生きてきた」キャリア分の手厚い給料という部分もデカイ(のだろうと思う)。

 

確かに「転職したら今の給料から確実に下がる」この現実は重いよね。

 

にしても、あんなにしんどそうなのを見ると、これじゃどっちが幸せなのかわからなくなる。

 

正社員で手厚く保護されてるけど、メッチャしんどそうなのと。

フリーでいつ切られてもおかしくないけど、割りと楽しく働けてるアタシと。

 

安定=しがらみ。それを受け入れるか否か

A男さんの場合は、浮き沈みのある会社人生の中での「沈み時期」による嫌さだから一過性のものとしても・・・

 

B子の場合は、会社の体質的なものに嫌気がさしており、それでもこの会社で上り詰めていくってことは、自分が将来「クソな上層部」になるってことだからね〜。根が深いわ。

そのことに疑問は持ちつつも、やるしかないと強い覚悟を持っているB子の決意を感じた。

 

どんなに嫌な場所だって、そこに長期間いれば自分もそこの一部となる

嫌なこと、我慢ならないこと、時には尊厳を傷つけられても会社に人生を捧げて自分がクソ上層部になれた時、やっとこの会社での成功を勝ち取ったと言えるでしょう。

(それが出来る人ってのは、皮肉じゃなくてマジで尊敬します。思う通りに生きることしかできない気性の自分には、絶対にできない。)

 

9割イヤと言い切れる会社で、上りつめるか(給料もね)。

我慢は最小限にして、やりたい場所で生きるか(若干リスキー)。

 

どちらがいいかは、本人の性質としか言いようがない。

何よりも安定を取り、考えうる中で最良の給料がもらえる場所を選ぶってのもまあ、(本人ができるなら)良い選択だと思うけど・・・

 

やはり、割り切っているつもりでも、割り切れない辛さが残るのね。

 

 

結局、縛られたのは、あなたの心です!

 

正社員の、心の縛られっぷりは深刻!

 

しがみつくにしても、もうちょっと軽やかな心持ちでガンバって欲しいわね〜。何事も気の持ちようだよ、A男&B子!

 

実際フリーの私のほうが断崖絶壁にいつも立たされているようなモンだが、軽やかに動けているよ。

つらくしているのは自分の考え方なのだと、どうか気づいて欲しいニャン(唐突にネコ語)。

 

・・・それでも縛られたくないアナタは、フリーランスの世界にカモン!

 

以上、どんな立場にあったとしても、心はなるべく軽やかでいようぜというお話でございました。

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