産むか、産まないか、それが問題だ──byアラ子
2016/07/18
先日、悪友・アラ子が人知れず落ち込んでいた。
わけを聞いてみると、昔なじみの女友達に「子どもを作るべきよ」「もっと夫婦で話し合うべき話をするべき」と説教されたのが響いているらしい。
ハタから聞いくと、ソレ大きなお世話じゃね？としか思わなかったけどw。
でも子づくり問題で落ち込むのは、正直気持ちはわかる。
母性本能ゼロ。それどころか父性本能があるんじゃないかと疑われているワタクシでさえ、30代半ばにさしかかり、あんなに昔「子どもいらない」と豪語していた友人たちがこぞって出産しだした日にゃあ・・・
少しは焦りを感じたものよ。「みんなのウソつきー！」てね。
ワタクシの場合、未婚だがパートナーがおり、お互い結婚・出産願望薄め。
出産について焦りは感じなくはないが、やはりワタクシは元来の性格が、子を生むより仕事人間なのだよな。
そのために子どもの無い人生になったとしてもそれはそれと考えて日々を過ごしている。
さてアラ子の場合。
20代に結婚していて、アラフォーの現在も夫婦仲は円満。
しかし２人ともクリエイターカップルにありがちなあえての子どもなし。特にダンナは子ども願望ゼロらしい。
ワタクシも長年音楽業界に居たから、その感じわかるわ〜笑
前の会社なんて80人くらい居て、子どもいたの２人くらいだったwww
実はワタクシも１年程前、昔なじみの女友達（子持ち）から
「子ども作りな。子どもの無い人生など考えられない。」といった趣旨のハナシを受け、正直「うぜえな・・・」と思ってそれから疎遠にwww
なんて強がりは言ってるけど、本当は疎遠になるほど耳が痛かったのだ。
ワタクシ、約１年前に母が病気になり、初めて一親等内の家族を失うことの恐ろしさを感じた（母は結果、大丈夫だったけれど）。
母の病に家族みんなで寄り添って、極限状態を味わって思った。
ワタクシ（や配偶者）は、一体誰に看取られるのかしら？
未来にバトンを渡す人がいないって、どういう気持ちなのかしら？
だから親や友達が「子ども作れえぇぇぇぇ」と呪いのように言う重要さはわかる。やっぱり子どものある人生は、かけがえの無いものだよね。
だけど・・・
角度を変えれば、子どもの居ない人生も、別に捨てたもんじゃないんじゃないかしらね？？特にこれからは。
子どもの居ない寂しい老人がこれから増えるから、きっとそんな老人たちのための素敵な遊び場が増えるに違いないわ（なんてお気楽な考えw）。
子どものいる人生にしても、いない人生にしても、人生は孤独。
確かに子どもがいれば、その孤独は比べ物にならないくらい軽減されるでしょう。
でももしも自分が子を持つ人生にならなかったら、なるべく将来孤独にならない努力をしましょ。
そのためには、自分よりも若い（自分より先に死ななそうな）友人が必要ね♪
ババアになってもなるべく頭の凝り固まらない、博識で素敵な人間でいることは最低限ね。あとはお金！
人生やりようだぜアラ子！ともに生きよう。