あああ・・・イムリ22巻が大変なことに・・・
最近ずっと漫画を読んでいなかった私。
遅ればせながら三宅乱丈「イムリ」の22巻(2018年6月の現時点で最新刊)を読んだのですが、
(・A・)・・・
(・A・)・・・・・・
うおぉぉぉぉぉぉぉぉああああぁぁぁあx
乱丈ぉぉおおおおおっぉぉぉぉ
あああ・・・
もう・・・
乱丈!!!!
やめて!!!
これ以上私の心をかき乱すのはやめて!!!
いいえもっとかき乱して!!!
イムリを知らない人には、何を言っているのかわからなくてごめんなさい。
イムリとは、メジャーとは言えないけれど一部の漫画ファンが面白い面白いと大騒ぎしているSF漫画です。
わたくしの知人の中でも、・ガンダム ・エヴァ ・鋼の錬金術師 ・萩尾望都作品
このあたりに反応のある人々は、もれなくホイホイされている作品であります。
絵もかなり独特だし、話も暗くて怖く、マイナーオーラを放っているので受け付けない人はまったく受け付けないタイプの作品。
ハガレンとかと違ってアニメ的萌え要素も薄くて地味だし。でもね・・・
面白いぃぃぃいぃぃぃ。
しかも繰り返しよく読むと、ものすごく細部まで良くできている。(細部まで徹底して作り込むのは「イムリ」に限ったことではなく、乱丈の十八番)
例えばワンピースとかも、あれだけの登場人物がでてきているのに1つの矛盾もないというのはもちろん凄いのだけれど、
乱丈のそれは、よりインディペンデント感があるというか、あくまでそれが1人の人間の頭の中で構築されたものなのだろうというのが伝わってくる。
何でもそうだけれど、1人の人間が煮詰めたものって濃いのよ。
そして、普通の漫画はだいたい先の展開がうっすら読めたりするのだが、乱丈はチガウ。愛着あるキャラでも、
いきなり殺す。
コロス。
主要なキャラを、なんのフラグもなしに
ぶっ殺す。
(または廃人にする)
やめて〜!!
殺さないでェェェ!!!
そんな読者の願いも虚しく、「予定どおり、ここで殺ります(キリッ)」という乱丈の冷酷なまでのプロ根性は止められない。
しびれます。
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イムリは22巻で、かなりクライマックスを迎えている。
(自分的には、デュルクとミューバがピーーーーーするのはもっともっと後だと思ってました)
たとえどんなに私個人的に望んでいない結末でも、乱丈てんてーならきっと納得せざるを得ない風呂敷のたたみ方をするはず。
とにかく、この先も一番楽しみにしている漫画です。
ああ〜誰かと語り合いたいわ、、、。
(おしまい)