【猫おじさん】バギーに乗せて原宿で猫のお散歩ってどうなの
2017/06/17
先日、原宿でモフモフ猫を10匹弱、バギーに乗せてるお散歩風景を見た。
これな↓
あまりにもどの猫もボーッとしてて動かないもんだから、最初は何か仕掛けがあるのか?変なものでも食わせてるのか!?とも思ったが、飼い主のおじさん曰く「小さい頃からこういうお散歩に慣れているから逃げないんだよー」とのこと。
な、なるほど。
ウチのチョコたんは1秒もじっとしていないからな…。こういう子達もいるのか。
↓ウチのおチョコ大明神様
帰ってネットで調べたら、やはりプチ有名人らしい猫おじさん。
そして日本各地では同じように、大人しい猫ちゃんを引き連れて都会のド真ん中でお散歩しているおじさんが複数名いるらしかった。
中には、「猫の生活費に」とか言って募金をさせてたりしているおじさんも居るようだけれど、私が原宿で見た人は金は募っていなかったと思う。
私も無類の猫好きなので、バギーに乗った猫ちゃん達を見ると、やはり一瞬「わあ〜♡すごい♡かわいい」となるわけだが、
しばらく見てると何かこう・・・
しっくりこない感じが残る。
猫が、かわいいようで、かわいくない。
なぜだ。
──猫を猫らしく感じさせる、わがままさや気の強さ、覇気がないから?
まあ、自由きままな猫達のことだから、本当に嫌だったらジッとはしていないだろうし、これを虐待とは思わんけど。
猫ちゃんたちの毛並みも、ちゃんと手入れはされてる感じだし。
いずれにせよ、これが彼ら(オジさん+猫たち)の長年のライフスタイルなのだろうし、オジさんも猫も、置かれた場所で咲けばいいと思う。
でも一つ確実に感じるのは、
おじさんは病んでる
ということ。
そういえば以前も、下北沢で毎週、猫をつれてオープンカフェの一番目立つ席に座っているおじさんを見かけたことがある。
やはり買い物で道行く女子たちにキャーキャー言われていた。
っていうか、キャーキャー言われに来ているとしか思えなかった。
猫見せびらかしおじさんに共通する点をまとめると、
・おじさんは本当に猫が好きそうではある
・猫に覇気がない(寝てるか目をつぶっていることが多い)
・おじさんはなぜか大都会の、若い女子が多い道に出没
これから超高齢化社会を迎え、孤独な老人が増えていくなか、猫や犬など動物を通して人どうしがコミュニケーションを深めることには賛成だが、
何故それを銀座や原宿でやるのだ
そう思わないでもない。
ご近所で「猫おじさん」として地域住民に愛されてて…とかだったら微笑ましいような気もするが。
どう考えても、住んでもいない都会の路上に家猫連れて見せびらかすって不自然と思うんだけど。
しかも銀座や表参道など、大都会の目抜き通りにまで進出しちゃってるあたりが、おじさんの闇の深さを感じる。
〜猫たちのモフ毛に隠された、おじさんのスケベ心〜
おじさんには、そんなコピーを差し上げようと思う。
まあ人から見て多少歪んだ関係に見えたとしても、(一応おじさんと)猫が幸せでいればそれでいいんだけれど。
幸あれ。
(おしまい)