部長のはんぶんは、自慢話でできている
部長のはんぶんは、自慢話でできています♡
先日とある企業の部長さんに誘われた、食事会。
部長自ら、私を含め3人の女性を集め「オレを囲む会」といった趣向のオナニー会を催したんである。
そこで久しぶりに「ニッポンの部長」の生態を目の当たりにして、オヤジとは何ぞや、そして充実した人生とは・・・と考えさせられた。
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さて、くだんの部長、見た目は「ティファニーで朝食を」に出てくるユニオシ。ニッポンに生息する代表的なオッさんです。
(資料:Mr.ユニオシ)
話をしてみるとどうも、「俺は生まれつき金持ちだからチミ達とはステージが違うのだよ」ってのが、彼のアイデンティティのようだった。
僕くらいの育ちだと、下品な他の部長連中とは相入れなくてね!というスタンス。
いやアンタ、出世競争からあぶれたから、他の部長連中からは外様扱いされちゃってるだけじゃ...
とにかく、頑なに彼自身に言い聞かせているようだったわ。「べ、べつに出世みたいな俗っぽいことなんかに興味なかったんだからねっ///」って。
自分より活躍している人間を非難することによってしか、自分の威厳を保てないから、他人の仕事への文句ばかりになっちゃうんだね。
私にはそんなまやかしのパワー増幅術は効かないぞ!何かしら他からの威光を借りなければ君はただのオヤジだ!
そして会社関連の「遠吠え」の後は、もっぱら女性がらみの自慢話。
もとタカラジェンヌと知り合っただの、社内1美人の秘書課の◯◯は俺のことを頼っててとか、しょーもなさすぎて殺る気スイッチ入っちゃうような話を延々と。
これも、若かりし頃から男性的魅力のない自分に強大なコンプレックスがあったという現れね・・・。
金はそこそこあったろうに、イマイチ人を惹きつけるオーラもなくセックスが弱いから、きっと若い頃はイケてる男子にみんな持ってかれたんだろうねぇ。
だからこそ「知識」「教養」「育ちの良さ」で必死で武装したのね。そして四半世紀...熟成ヘンクツオヤジの一丁あがり。
こんなルサンチマンは来世に持ち越さず、迷わず成仏して欲しいわ。ナムナム。
もっとも、よく若い子たちはオヤジの全てをバカにするけれど、私はべつに彼らをバカだなんて思ってない。基本的に私よりずっと頭のいい人だと思ってる。
でもダメなの。魅力ゼロなの。
人って結局、幾つになっても何をしてても、人間的な魅力のある人には敵わない。
会社の肩書きなどにとらわれず、いつでも主体的に動いてる(人を動かしてるのも含む)男のなんてかっこいいことか。
そしてつくづく、私の周りって面白くて魅力的な男たちが多かったんだな~って実感したよ。
わたくしのお水経験の豊富なオヤジデータによると、中小〜大企業の部長クラスが1番、自分の人生に対しての消化不良が多く、それを武勇伝や自慢話へとポイント転換しちゃっている人材が多いよ。
(↑最近になってポイントカードにハマっている私)
ちなみに、くだんの部長サンは、「ワインはだねぃ、こうやってだねぃ、空気に十分触れさせてだねぃ」ってひとしきり知識を披露してくれたけど(浅め知識)...
このイケてない身のこなしwwww
こりゃお家柄も大したことねえな?
自慢話で退屈しないのはご自分だけ。
自分の人生を豊かにするのは行いだけ。
幾つになっても自分の魅力は自分で保てる人間で居たいものだ。
(おしまい)