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映画「四月は君の嘘」がツッコミどころ満載だった件

2017/02/04

人気漫画の映画化「四月は君の嘘」を観る機会に恵まれた。

「ハチミツとクローバー」「ORANGE」など、恋愛漫画クソ実写化のヨカーン!

 

知らない人のために映画「四月は君の嘘」のあらすじをご紹介すると・・・(あくまで映画版。漫画はちょいちょい違うみたい)

・天才ピアノ少年だった主人公の有馬公生(山崎賢人)。ピアニストだった母親の死のトラウマでピアノをやめ、パッとしない毎日を送る高校生。

 

・同じ高校に、バイオリニストの元気少女・宮園かをり(広瀬すず)が現れて、主人公を再び音楽の世界にカムバックさせる。

 

・音楽ではイキがあっていていい感じの2人だが、かをりは公生の親友が好きだという。

 

・そうこうしているうちに、かをり入院→あっちゅうまに病死www

 

・死んだかをりが生前書いた手紙が公生に届く。そこには「ひとつだけ、嘘をつきました。君の親友じゃなく、ホントはずっと君が好きだったのテヘ」と書いてあった。

 

ざっくり言うと、そーいうお話しだった。
予想どおり、映画は全然おもんなかったよ!( ´_ゝ`)

 

でもまあ、“人気恋愛漫画の映像化"ってジャンルだし、私のようなババアはそもそもターゲットじゃないし。

原作ファンは別として、そもそもこの映画は山崎賢人と広瀬すずのカップリングに萌えて楽しむための映画だってこと、知ってる。中身はそれほど重要じゃない。

 

知ってるけど、突っ込みたい。突っ込ませてください。

 

 

「ひとつだけ嘘をつきました」...って、体(態度)は正直だぜぇ?

 

まずね、この映画のコピーが「そして、ひとつだけ嘘をつきました」。
映画が始まると、広瀬すずちゃんは、山崎賢人の親友が好き♡という設定が強調される。

 

が、これはもう、最初から賢人いっぽん釣りですね。
嘘つけてませんよ、最初から。身体(態度)は正直ね。

 

 

広瀬すずがハイテンション過ぎてキ◯ガイっぽい

「不治の病を隠して明るくふるまう少女」なので仕方ないが、広瀬すずちゃんがいくらなんでもハイテンションすぎる。

あそこまでカン高い声を出させなくても良かったのではないだろうか。ちょっと猟奇的に感じるくらいだ。

 

ちなみにアタシは学生の頃、ああいう作られた「元気っ子です☆」ってキャラ女はこてんぱんにしていましたよ...作られた無邪気さは邪気だからね( ´_ゝ`)

 

 

結局、死因はなんだったんです?

端々の描写で、どうやら不先は長くないことがうかがえる広瀬すずちゃん。

 

手術に難色を示す医者に向かって「受けます(キリッ)」と言って手術に臨み、そのままピーーーーー(←心電図ね)て。

あかん、ちょっと面白い。

てゆーか医者ももっと止めろよ。

 

母を亡くし、好きな女も亡くすて。。。

若いのに大事な女を2人も亡くすて、結構ヘビーで立ち直るの困難だと思うんですが、賢人ったら、わりにピンピンしてたよwww

意外に最後は「俺たちの戦いはこれからだ」的な明るいエンドだった。オバちゃんついていけないよ。

 

漫画読んでないからわからんが、漫画の内容をこの尺でやるのはキツかったのかも。恐らく漫画はもっと各々の細かな葛藤などが描かれているんだろうな。

映画は、かなり駆け足でエピソードを詰め込んでるだけに、ただのやたらと立ち直りの早い人たちにしか見えなかった。

 

 

<名言出ました>旅の恥はかき捨て。いっぱい恥かこう

でも、素直に良い言葉だナーというのもありました。

すずちゃんが言った「旅の恥はかき捨て」って言葉。(漫画にもある言葉なのかな?)

 

それはつまり旅だけでなく、人生の恥なんて全てかき捨てってこと。

恥かいてもやったもん勝ちということだ。

これは真理ね。

 

ーーーー

 

そんな感じで、ひとつの名言と、多大な疑問と笑いを残して終わった映画・「四月は君の嘘」。

イーンデス、すずちゃんと賢人くんが観たかっただけなのだから...( ´_ゝ`)

(おしまい)

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