文系オトナギーク女子

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リアルなハナシと人間模様 不倫・大人の恋愛事情

「あなたのことはそれほど」は、「あなたのことは“もう”それほど」だった件

 

「あなたのことはそれほど」TVドラマが終わりましたね。

 

私の周囲のアラサー、アラホーは時にブーブー言いながらも皆こぞって楽しんで見ていましたよw

 

 

結末にはいろんな意見があるだろうが、私はなるほど・・・と唸った部分がある。

 

タイトル「あなたのことはそれほど」は、「あなたのことは、もう、それほど」が含まれていたことに今更ながら気づかされた点だ。

 

 

それぞれの立場が持つ「あなたのことはそれほど」がある。

 

一番表層的なのは、もちろん美津が思う「有島のことはそれほど」なんでしょうけど。

 

 

こと人生の不条理さ上手くいかなさ悲哀を感じたのは、夫に不倫された妻・麗華の持つ「あなそれ感」だった。

 

頭のいい麗華ちゃんだから、一般的に見て、夫にいつか浮気される程度のことは人生において起こりうると予測はしていたかもしれないが・・・

 

 

麗華にとっては、他の女にうつつを抜かす前の有島は、やはり信頼の実績だったわけよね。

 

 

やっぱさ、航空会社でも「100%無事故・無違反!」というのと、「過去に1件のみですが死亡事故起こしてます」では違う。その1件て重いよ。

 

少なくとも、「0件→1件」は、「2件→3件」よりも重い気がするwww

 

 

 

他の言い方をすると、浮気する前の有島は、一張羅のワンピースだった。

 

大切にしていた、人もうらやむ真っ白なワンピースの真ん中に、1点でもシミついてしまったら・・・

 

頭のいい麗華ちゃんはシミのついたワンピースでも、時間が経てば受け入れて愛していけるだろうと理屈ではわかっているが、シミ1つ無かった眩しいあの頃はもう二度と帰ってこない(´・ω・`)

 

残念でならないし、もう元と全く同じようには愛せないよな。

 

 

失望して、諦めて、受け入れた末の「有島のことは、もう、それほど」は切ないですね。

 

でもそれが人生(´・ω・`)

 

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多くの不倫なんて、思い込みと欲望にまかせた軽はずみな行動によって始まっって、いつの間にか人生の最深部をぶっ壊すというのをリアルに表現した「あなそれ」。

 

現実にも、有島家のように「された側」がなんとか折れて事態が収拾するご家庭は多いと思うけど・・・

 

その消せない実績により、お互いがお互いのことだけを想っていられた素晴らしい関係性にはもう二度と戻れないわけですから、やはり不倫は・・・よくねえなあという月並みな結論に至ります。

 

 

ちなみに不倫は、軽く終わるケースから、死に至る場合まであるからね。。。

 

↑現実に、知人でそれが原因で自殺した人や、子どもがトラウマを持ち引きこもり&リストカッターになったケースまで知っています・・・

 

 

不倫は成人した男女には必ず付きまとう問題だけど、今にも道ならぬ恋に走りそうなアナタは「あなそれ」見て、どうにか踏みとどまりましょう。

 

(それともアンタは美津派!!??)

 

おしまい

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