文系オトナギーク女子

"人生ギーク"な大人の女性目線で綴る、日常に即効性のある 今日のお洒落からカルチャー、ゲス話までをお届けします。

コラム・思うこと リアルなハナシと人間模様

「頭のいい人」は自分のことを賢いとは思っていない説

 

ホリエモンこと堀江貴文さんが、よく「バカは最強(自分もある意味バカである)」「自分のことを、別段賢い人間だとは思っていない」と言っているのが印象に残っている。

 

↓こんな本も出てるらしぃ

 

 

ちょっとマーケ的な話をすると賢いキャラ認定される?クリエイティブ系

 

私は、自分のことは、とんでもないバカだとは思わないが、自分が話に全くついていけてない時や、この人スゲーと思う人と出会ったとき、やっぱ自分は特別に賢い部類ではなかった。。。ということに(ちょくちょく)気づかされます。

 

ところで私の外っ面的な特徴として、

 

・なんか口調が冷静で第三者的

 

・見た目がクールな感じ(クールキャラ=賢者、みたいな世間一般のイメージ)

 

・ごくたまに本質をついたことを言う(ディレクションをやらなければいけないのでね)

 

こういった、ほとんど見た目と口調の特徴のせいで「かしこいキャラ」認定される場面もあります(^q^)えへぇ

 

 

あと、環境もでかい。というか環境がでかい。

 

以前は音楽系、今はデザイン系の仕事をしている私。

これらの業界に多いのは、言葉で考えを伝えるのが人一倍下手な人、感性だけで仕事をしている人、仕事というより夢を描いている人(仕事してくれ)・・・

 

つまりちょっとアレな人種が多いので、ちょっとマーケ寄りの話をしただけで「賢いキャラ」となるわけです(^q^)えへぇ

 

つまりその集団で「賢い人認定」を受けるのは、集団のレベルにも大きく左右されるのかな、と。

ロジカルな人が多い集団だったら、私は自ずとアホ役をやらなければいけません多分。

 

(まあ世の中の会社の多くは、賢さよりも勤勉さ、立ち回りのうまさなど他のポイントの方が出世には大事かもしれないので、賢い人認定されてもトクはないのですが)

 

「賢い人」? 上には上があり、自分より上の能力は正しく把握できない

 

冒頭の話に戻します。

 

ホリエモンが「自分のことを特別に賢い人間とは思っていない」のは意外でしたが、その感覚はわかります。

 

結局、物事は相対的なので「自分よりも(なんとなく)頭がいい」と直感的に思う人に出会った時に「自分より賢い人はいくらでもいる」と感じるのでしょう。

 

↑この“「なんとなく」頭よさそう”というのがミソ。人って、自分のキャパ以上の能力に関しては、正確にジャッジできない気がします。

 

そして、その逆も然りで、自分よりも考えが浅いと感じる人と話した時は「世の中バカが多いな」と思うんでしょうね。

(彼は東大に入るだけの地頭があるので、どうしても「自分よりもバカ(理解力が低い人)」と接する機会の方が必然的に多くなる)

 

やっぱり(自分比で)賢い人間でありたい

 

ってここまで「賢い人」について語ってきましたが、結局のところ賢さとは、相対的に柔軟に、自分が満足できるように生きていく知恵、なのかな。

 

その中には、時にバカになれる能力も含まれるっていう。

 

 

「おりこうさん」にはなりたくないけど、(自分比で)賢くありたいですね。

それにはやっぱ、読書かなあ。

 

(おしまい)

-コラム・思うこと, リアルなハナシと人間模様
-