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ちょっといい感じの丁度いいパン:三茶「ミカヅキ堂」
みんな、お家ではどんなパンを食べているのだろう?
私は、レストランやカフェなど外食でいただくパンは、ハード系の本格的なものも大好き。お料理やワインと合わせると最高ですね。
でもお家では、普通のパンが食べたい( ´_ゝ`)
ウチの慎ましい(茶色いものがメインの)食生活には、ハード系本格パンよりも山パンやセブンプレミアムの方がむしろ合うのよな(´・ω・)
そんな私の近所はパン屋激戦区。
一番有名どころでいうと「シニフィアン・シニフィエ」もあります。
シニフィアンのパンはとにかくその筋では評価が高く、「独創的・哲学すら感じさせる求道者の作りしパン」というところでしょうか。
しかし、、、残念ながら私にはしっくりきませんでした。
いや、美味しいんだけれど。例えて言うなら、カッコイイんだけど一緒にいると疲れるメンズって感じよ。
何よりシニフィアンのパンは、目玉が飛び出るほど高い。一斤1,000円とかwww
「高すぎて買えない」というより、「金出したぶんだけの価値を感じるセンサーが私にはない」という感じ。我が家には、もったいのうございますってことです。
ホムパなどの差し入れとしてはとてもいいと思います。
要は、お家でのパンライフに何を求めるか?ということなんですけど。
私は、パンに甘やかされたいんです。
もっとやわやわと・・・気負いなく・・・ちょうどよく・・・
そんなパンを、見つけました。
三茶駅から徒歩3分、ミカヅキ堂。
キャプションに書いてある通り、三茶にある「ヨーロッパ食堂」というアットホームなイタリアンレストランが始めたパン屋さんです。
「三軒茶屋の明るいパン屋」というキャッチフレーズ。
明るい・・・?パン屋に・・・?
若干モヤっとしないでもないが、とりあえず行ってみよう。
ミルクフランス。
フランスパンが、硬すぎず優しい(^ω^)でも小麦の味はしっかりするのー
「鎌倉野菜のサンド」
野菜だけのサンドイッチ。パリッとした歯ごたえのある野菜と、ビネガーの味がするさっぱりとした新感覚のサンドでした。生玉ねぎやピクルスがダメな人はダメかもw
左、クリームパン。(右は忘れた)
かなりやわやわ(^ω^) これぞ私を甘やかすパン・・・
なんかセレクトが甘いパンばかりになってしまったけれど、食パンやハード系も置いてます。
なんていうか、ミカヅキ堂は本格的すぎないところがいい!
美味しいんだけどホッとする!でも素材の良さは感じられる、日本の食卓のためのパンという感じです(^ω^)
「ミカヅキ堂」を始めた「ヨーロッパ食堂」も、本格イタリアンというよりは気負わず食べられるイタリアン食堂といった感じなので、きっとその辺のバランス感覚がとても良いんでしょうな〜。
三茶界隈には他に、デパート等に出店しまくりの「濱田屋」や「ボヌール」など有名店があるけれど、私は断然ミカヅキ堂が好きかも。
ボヌールはミカヅキ堂よりさらに庶民的(つまり普通)。そして濱田屋も美味しいけれど、あそこは少し男性的な感じがしますね。惣菜パンとかサンドイッチなど、結構ガツンとしてます。
つまりミカヅキ堂のパンは、「オンナが甘やかされるのにちょうどいいパン」ということになります(^ω^)
とはいえ、営業時間は10:00〜19:00なので個人的には平日はまず使えず、もっぱら土日のお昼という使い方になっちゃうのが少々残念だけど・・・
シニフィアンみたいに、パン好きが遠方はるばるから買いに行く感じのお店ではないかもしれないけれど、三茶にお越しの際は(駅近だし)是非お試しあれのホッとする美味しさですぞ。
(おしまい)