文系オトナギーク女子

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デヴィッド・ボウイを支えた女性ココ・シュワブに学ぶ、女の肝っ玉

 

ココ・シュワブをご存知だろうか?

って、よほどのデヴィッド・ボウイ好きしか知らないと思う。(無論私も知りませんでした)

 

ELLE japon12月号の「世界を動かすパワーウーマンたち」で、ボウイを支え続けた女として、ココことコリンヌ・シュワブが特集されていた。

男を輝かせ続けたスーパー・ウーマンの生き様にホレボレしたので、ココに学ぶ所をまとめます。

 

デヴィッド・ボウイが嫁以外で曲を書いた唯一の女性。

ココ・シュワブはデヴィッド・ボウイの個人アシスタントで、仕事から健康管理、何から何まで面倒みていた女性。

マネージャーに近いけど、それ以上にプライベートも全て管理していたような存在ということです。

 

ところでデヴィッド・ボウイは生涯で3曲のみ、実在の女性に曲を捧げている。

1曲目は、最初の妻のために(のち離婚)。2曲目は、2回目に結婚した妻に。

そして3曲目が、ココに捧げた曲「ネヴァー・レット・ミー・ダウン」。「見捨てないで」ですよ・・・。

※ちなみにボウイは結婚はココとはせず、他の女性としている。おいwww

 

43年間にわたって彼を陰で支え続け、薬物から守り、一時はおそらく恋人だったらしい、ココ。

そもそもココをボウイのアシスタントに起用したのは最初の妻アンジーだったのだけど、あまりにボウイのすべてを管理するようになったココに我慢ならなくなり、

「アタシとココ、どっちを取るのよッ!?」(by嫁・アンジー)

とボウイに迫ったそうな。

そしてボウイはココを取ったそうです。これは妻アンジーも可哀想www

 

 

それも愛!? ボウイが誰とベッドを共にしているかまで把握

とにかく敏腕アシスタントだったココ。

デヴィッド・ボウイのアーティスト活動の妨げになるものを全て遠ざけ、セックスの相手すら把握していたらしい。

いやー、凄い。見上げた肝っ玉。

彼を愛している女の一人として、辛くなかったんでしょうか。いや、葛藤はあったでしょう。

 

でもそれ以上に、彼との「仕事」に喜んでその身を捧げたんでしょうね。

それは半ば、一人の男というより歴史だとか神様に仕えるような心持ちだったのかしら?

圧倒的なものに魅入られた人間は、個人の苦しみや感情を超えていけるようになるんだね。

 

結局デヴィッド・ボウイは2度目もココではない女性と結婚するけれど、彼とココとはもう、そういう次元ではない結びつきだったのでしょう。

「ココは僕を見捨てなかった、ただひとりの友人。当時の僕は狂ったような生活で抑うつ状態だった。彼女だけが僕を叱り、そんな生活から救ってくれた」

とはデヴィッド・ボウイの言葉。

もう、特別な存在すぎて、“友人”としか形容できないのでしょうね。

 

 

明るくて大らかで強い女性が、いちばん最強

岡本太郎の伴侶・岡本敏子さんなんかもそうだけれど・・・

世間で言われる「女の幸せ」を手にしなかった女たちでも、唯一無二のものに出会えているからか、本当に幸せそう。

素晴らしい人に出会えたから自分の人生は素晴らしい、という感じなのかな。

 

そういう女たちに共通していることと言えば、芯が強いけど大らかで、とにかくポジティブということ。

男を輝かせるには、明るさと大らかさと芯の強さだけ持っていれば、きっとだいたいオッケー。ついでに賢さがあれば尚オッケー。

ココの人生を見て、よくよくそう思いましたよ。

 

そういう女に、わたしはなりたい。(←アーティストを支えているわけじゃないけど)

 

〜〜〜〜〜〜

ち・な・み・に、

一般的には、アーティスト気質の男性には注意が必要です。これを読んで真に受けて、フリーター男の生活を支えたりしないでくださいよ。

ココや敏子は、歴史に名を残すような希有な男と出会ったからこそ、捧げられたのです。

ハンパなアーティスト気取りのカス男にそこまで捧げては、ダメ。絶対♡

今日は以上です♡

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