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霜降り和牛A5ランクで具合悪くなる人
みなさん、肉はお好きですか?
私は大好きです。
ところで、ここ日本では、客が呼べる高級肉と言ったらまず「霜降り和牛A5ランク」なのであります。
そりゃあミディアムレアに焼いた霜降り和牛といったら、他の何にも代え難い贅沢さがあるのは認めるけれど・・・
くどくない? A5ランク。
(ゴメン、牛。)
「霜降り和牛A5ランク」でないと客がよべない?
先日、日光に遊びに行くときにホテルを選んだときも「霜降り和牛A5ランク サーロインステーキ付きコース」のホテルがいっぱい。
「A5ランク」が必ず誰しもの口に合うとは限らないが、ツアー名だけで多くの人を惹き付けなければいけないから、分かりやすい「称号」が必要なのね。
そして「霜降り和牛A5ランク」は、たったひと言で人が呼べるブランドになってるということなんでしょう。
でも・・・
私はモノの売り方を見極めるアートディレクター・・・(一応)。そんな精肉業界の通り一遍のプロパガンダにはだまされねーぞ!!
↑単に個人的に脂身がそんなに好きじゃないだけだが
A5ランク和牛を実食。
そんなこんなで、先日ホテルでA5ランクを食べる機会に恵まれたんであります。
ブーブー言いながらも、このビジュアルにはアガルwwww
鉄板で焼いて、ぱくっ
うん、素晴らしくおいしい///
脂がとろけて、官能的。こんなお肉は普段はなかなか食べられません。
でも・・・
アラフォーのワタクシ、2切れで胃が脂肪、そして死亡。
脂が多すぎて、3切れ以上は「美味しい!」と思えない。
うえーん。本当はもっともっとお肉をたくさん堪能したいのに、カラダが言うこときかない。
しかし、残すのはもったいなさすぎるという根性が働くので、気持ち悪くなってでも無理して食べるわけです。
↑これ問題。貧乏性でおいそれと残せないブヒ
たまにだからいいけど、これを繰り返してたら和牛が嫌いになりそう。笑。
和牛は「適サシ」か「赤身」がいいな
去年あたりも、浅草のすき焼き屋「ちんや」さんが「適サシ宣言」をして話題になったよね。
↑ちなみにこの記事の見出しも間違ってるけどね。霜降り肉を出さないとは言ってないぢゃんwww「適度な霜降り」にするとは言ってるが。
(メディアの洗脳で)A5ランクのほうが接待需要があり高く売れるけど、プロとして美味しいと思った肉を出すよ、ということ。
他の店も、是非そうして欲しい。
最近は、熟成肉やら赤身ブームも相まって、「霜降り和牛信仰」から業界全体が解放されていっている向きもあるのかな?
だとしたら結構なことだ。
個人的には、料理にもよるが、No more A5ランク。
↑美味しくないと言っているわけではない。ただ、具合が悪くなる。
肉のプロには、ほんとに自分たちが良い・美味しいと思うものを薦めてほしいと思った昨今でした。
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しかし、旅行業界はそのへんの流れが鈍そうだから、まだまだ続くだろうな、「霜降り和牛A5ランクステーキプラン」。
ま、それ言ったら「タラバガニ食べ放題プラン」とかももはや伝統芸能か。
求める人がいる以上、しょうがないわね笑。
(おしまい)