「社長と寝れば、その会社がわかる」 ある愛人の手記
昔の仕事絡みで仲良くなった女友達と、久々に飲みに行きました。
彼女が働いている会社には、とっても我の強いワンマン社長がいて、みんな彼のご機嫌をうかがって働いているんです。
この日ももちろんワンマン社長の悪口で盛り上がったし、私も良く知っている会社だけに、彼女の不満は手に取るように理解できました。
し、
まあ、正直いうと、
私、昔、その会社のワンマン社長と、付き合ってたことあるからね。
彼のことはよく知ってるよ・・・
よく、ベッドの上であんたとこの社員の話、聞かされてたよ・・・
って、いきなり何のこっちゃですみません。もう時効かなってwwww
ブログで暴露する気もなかったのだが、そろそろ、大事なことをボカして焦点を曖昧にするのが面倒になってきた今日この頃・・・
はっちゃけても良かとですか?
その時に得た感覚ですが、私の持論では
「社長と寝れば、その会社がわかる」
ということです。
ちなみにここで言う「社長と寝る」とは、社長の嫁になることではなく、愛人になることを指します。
社長というものは、一応孤高の存在なので、孤独なもんらしいです。まあ、そんなんは女遊びするテイのいい言いわけなんだけどね。
その孤独とやらの反動なのか何なのか知らないが、まあ愛人には、べらべらべらべら何でもよくしゃべる。これはどこの社長も万国共通だと思う。
組織のこと、新しいプロジェクトのこと、僕ちゃんアイツが嫌い〜などの個人的な感情まで、かなり機密性の高いフレッシュな情報が舞い込みます。
人様の会社の人事を、誰よりも早く私が知っていたりするので大問題www
また、昼間の会議のテーブルでは決してしっぽを出さない取引や人事の裏の意図なども、ベッドの上ではいともカンタンに(聞いてねえのに)打ち明けられます。
一国の主の思考回路が手に取るようにわかってくるので、その会社の行く末もぼんやりと見えてくるようになります。
これが「銀座のママなんでもお見通し理論」です。(嘘ですけど)
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なぜ急にこんな話をしたかというと、日々ブログを書いていると、だんだん自分の輪郭がぼやっとして来るんですね、私の場合。
Webの早さで人の文章や情報をシャワーのように浴びていると、自分はどんなことを考えていたのか次の瞬間に忘れてしまいます。
それで、
昔の友達と会ったことがきっかけで、自分はどうして今の自分に至ったのか、少し掘り起こしてみたくなったのかもしれません。
そもそも自分には、こっぱずかしくて表に出せない過去がある。
それらは、誰しも1つや2つある若気の至り的な、中途半端でネタにもならない話が多くて、それらを大事に持っていること自体が最高にこっぱずかしくて小っさくてダサいことこの上ないから、語るに語れねーよwwwでも語ってやるwww
しかし、冒頭で書いたような愛人体験を通して、組織とは?その裏側とは?人は結局は感情で動いているもの?等々、この世の因果律を目の当たりにし、それらが軽はずみでバカすぎる自分を変える出来事になったことは、否めません。
その後の人生の、強い学びとなっています。
これらの案件では、迷惑を掛けた人、まきぞえを食らった人もいることなので、爽やかに「後悔してません(キリッ)」とは言えねえ。ていうかなんも言えねえwww
実際、自分自身も後悔が半分、「何事も経験」という気持ちが半分です。
まあ、今あの頃の自分に会えたら、全力で止めるけどww
でもね、今となっては、おいしい食事も、ゲロマズい食事も、死ぬまでには食べておいてよかったかな〜・・・って思います。Flavor of Lifeってやつですね。
それでも人生は続くし、続けていくぜコノヤロ—!
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でも多分、冒頭の女友達も、昔私と社長がデキていたのは知ってて、今でもそ知らぬ顔で仲良くしてくれているんだと思う。
そういうのって絶対噂になってたはずだもの。
それでも態度を変えない大人の対応、ありがたや・・・涙。
人の優しさも、昔より身にしみてわかるようになったのも進歩ですな。
(今日はおしまい)