「姑(しゅうとめ)」をGoogle検索すると…
ご結婚されている皆さん、お姑(しゅうとめ)さんとは上手くやれていますか?
さて、結婚にさほど興味もなく生きてきた私ですが、先日遂に、今お付き合いしているパートナーの母君とお会いしました。
結婚すれば(←今のところ具体的な予定はないが)、お姑さんとなるお方です。
ところでGoogleで「姑」を検索してみると出てくるのは、
「姑 ストレス」
「姑 嫌い」
「姑 死ね」
(・A・)・・・
一人の男をめぐっての新旧二人の女(母と嫁)の関係ってのは、この世のリアルがぎゅぎゅぎゅぎゅっと凝縮された、一切綺麗ごとの通用しない世界なのだと痛感。
やっぱ逃げようかナ・・・
話もどって、私はこれまでどうしても結婚に気持ちが向かず、恋人と1対1でいられる関係を望んで生きてきました。
そして結婚に向かないとされる私の性質はというと、
・気が利かなくて、ぼーっとしている
・親しみにくい雰囲気(よく言えばミステリアスだが、家庭にミステリーは不要)
・気の合わない人の前では無口
・まったく家庭的でなく、掃除や洗濯がヘタ
・お歳暮お中元など季節の行事に無頓着
・気が強く、自由気まま
とまあ、私だったら自分のムスコとは100%結婚させたくないタイプなので、彼のお母様には申し訳ないとしか言いようがないよね!(開き直り)
そんな不安な気持ちでいっぱいの中で会食をしたんでありますが、お母様は外ヅラだけかもしれんがとてもお優しい方でとりあえずホッとしました。
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私は、そもそも結婚を避けて生きてきたので、他人の親とうまくやろうと思ったこと自体がありませんでした。
でも、過去に一度だけ、結婚してもいいと思った男性のご両親と会って、親睦を深めたことがあります。
その頃私は若かったので、「うまくやろう」「好かれよう」などとは微塵も思わず、無邪気にやりたい放題。
お家に遊びに行っても、なんの気遣いもしないでもてなされ放題。
「だってアタシは親じゃなくて彼とつき合ってるんだも〜ん♡」てな態度だった、多分。←ばかやろう
私が当時の彼の親だったら「息子のガールフレンドがやばい」と親戚中に悪口を言ってるレベル。ゴメン、コスちゃん・・・←当時の彼
今だったら、元彼の親のことも、もっともっと大事にしてあげられたのにと悔やまれる。
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私はこれから結婚するにしてもしないにしても、大概もう、自分が中年です。
もはや自分自身が死や孤独を意識するようになり、自分ひとりで生きていけるような向こう見ずなプライドはもう、無くなりました。
そうするとなぜか、昔は分かり合えなさからあれほど避けて通りたかった親〜じいさんばあさん世代が妙に愛おしい。
レゲエの人達が歌で親兄弟に感謝とリスペクトばっかしてるのがやっとわかったよ・・・
自分の身内はもちろんですが、電車とかにいる見知らぬじいさんばあさんにも優しくなりました。助けてあげたいと思うもん。
子どもは相変わらず苦手なほうですが、年寄りに愛を感じるようになったんです。
だから彼のお母さんに会った時も、最初は「怖い」「めんどくせー」が本音でしたが、昔のように条件反射で逃げ出したいような気持ちには駆られなくなりました。
この歳になって初めてお会いしたということが大きいと思うけど、お母様には、自然と感謝?親愛?のような気持ちが溢れてきましたね。歳をとるって不思議だわ。
なんだこの人類愛。
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なんていう愛に満ちた美しいことを言っていると、先に結婚した人々の「そんな甘ぇもんじゃねえんだバッキャロー」「ファンタジーには反吐が出るわ」という怒号が聞こえてきます。ハハッ♪←ミッキーの声で
きっと私がそんなふうに言えるのは、私が故郷や「義理親との同居」といったことから遠く離れているからです。
ちなみにうちの姉ちゃんは、お姑さんと毎日顔をつき合わせており、しかもこれがすっげぇ意地悪なババアでさ〜www
こうなると綺麗ごと言ってる場合ではありませんwww
なので私が今日書いた「お義母さまは素敵な人でした☆」なんていうのは、現状を精一杯よく捉えようとした独身女の幻想なんでしょう多分。
アラフォーのくせに夢みてーなこと言ってら!とイラついた人がいたらゴメンね許して。
何が言いたかったかというと、
・老人には優しくしよう(近い将来自分もなります)
・でもGoogle検索では「姑 ストレス」「姑 嫌い」「姑 死ね」が上位
その事実だけ伝えたかったよwww
おやすみなさい!