文系オトナギーク女子

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コラム・思うこと リアルなハナシと人間模様

イメージ戦略「だけ」の人々に名前をつけてみた

 

政治家個人を好きだの嫌いだの言っても始まらないけれど、それにしても小池さんが話題な今日このごろですね。

 

 

私は政策やらについてなど何か言う気はさらさらないが、私の近くにも複数いるのです・・・そういうタイプのリーダーが。

 

特に私は技術職ですので、具体性も実現性もないことを声高に叫ぶこの手のタイプの人が近づいてくると、正直ちょっと厄介。

引っ掻き回された挙句、いつのまにかこちらが悪者に・・・なんて事態にもなりかねないその手法、保身のためにも見切っておかねば!

 

ということで今日は、私が長年研究を重ねてきた「あなたの隣のゆりこタイプ」と対峙をするノウハウを共有できたら、と思います。

 

※決して政治の話うんぬんではなく、小池さんの悪口ではありません。笑

 

 

「となりのゆりこちゃん」の特徴

 

ここで、百合子タイプの人間の特徴のいくつかを挙げてみます。

 

◯言葉に力がある/見た目の感じがいい等、大なり小なりカリスマ性と持って生まれた華やかさがあるので人気者である

 

◯場当たり的。華やかでインパクトのあることが好き
◯カタカナ語を使って論点をフワッとさせるのが得意
◯小賢しい程度に頭が切れるが、本気の理詰めの話には弱い

 

◯一時の人気取り的な行動をし、その勢いで強引に事を進める

 

◯耳触りのいい言葉だけを使うので一見素晴らしいことを言っているように聞こえるが、よく考えるとマジで意味がわからない

 

◯いつのまにか他人のせいにするように仕向けるのが上手

 

◯誰よりも輝きたい。何よりも実は輝いている自分が一番好き

 

そんなところでしょうか。(あらやだ悪口みたい)

 

まあ、カリスマ性があり求心力があるだけなら、パッと見「素敵な人ね」で終わる話だし、一部地域で存分にその魅力を発揮して満足していてくれれば、それで特に迷惑を被る人もいないのでいいんですが。

 

しかしこの手合いが権力を持ち、仕事を具体的に決定していかなければならない立場になると話は別。

自分(ゆりこ)だけが上に行くために現場をガチャガチャにされるのは・・・もう嫌!

 

ということで私は、こういった人々のおためごかし的手法に、名前をつけたのです。(約3年ほど前に。笑)

 

 

 

オブラート+歌舞伎=「おぶき」爆誕

 

彼らは、耳触りのいい言葉を並べて、論点をずらし、フワーと煙に巻くのが大得意。

または、力強く美しい言葉、熱弁で人々を圧倒したり魅了します。

 

それだけならばいいのだけれど、それがかなりの確率で現場を困惑させ、話がややこしくなったり時間や経費のロスが多いのです。

 

 

私は彼らのそういった言動に、「おぶき」と名前をつけました。

 

オブラート歌舞伎の略なんですけど。

(フワッと核心を覆い隠しながらも、ババーンと歌舞いている感じのイメージ)

 

「リーダー、またおぶいてたね・・・」

「今日のミーティングで部長のおぶき、長かった〜」

 

などという感じで使っています。

 

主にプロジェクトを進めるときなどに、嘘すれすれの大げさな表現を使って鼓舞したり、その発言に実現性がまるでなかったり、とにかく雰囲気だけで持っていかれそうな時に使っていますよ。

 

 

得体の知れない「それ」に名前がつく利点

 

オブラート歌舞伎、ピンとこない人にはピンとこないと思います。

 

しかし、周囲にこの手のタイプがいて周りに称賛されているけど何か違和感を感じてモヤモヤしている人などは、「あ〜!」と心の霧が晴れてゆくのを感じるはず。笑。

 

なんにせよ、得体の知れないものに名前がつくと楽になる部分があります。

 

 

それに、今までは相手の自在にケムに巻かれて丸め込まれていたことが、ある程度冷静に聞けるようになったりね。

相手が、自分のフィールドに誘い込もうとしたときに「おぶき」は始まるのです。

 

 

「おぶき」を見分け慣れてくると、以前はあれほどに「(なんかよく分からんけど)凄そう!」と圧倒されていたことにも・・・

「ハイ、おぶき始まった」と1オブキ単位でカウントすることも可能になります。

 

これで大切な論点を見失わずに済む!よかった!

 

 

頭のいい人たちの中にも意外に多い!「おぶき」にやられる人々

 

身近なオブキスト上司に苦しむ友人にその話をしたところ、膝を打ちまくりでした。

 

そして今の政局の話にもなり、

 

多分・・・「希望」に入党した人たちは・・・おぶき耐性が弱かったんやろね・・・

百合子におぶかれて・・・フワーっとやられて・・・あ〜あ・・・

 

などという話をしていました。

まあ、勝てば官軍の政治家の人々は、いろいろアレなのは百も承知の中で乗らなければいけない船もあるってことなんでしょうけれど・・・

 

でも政治家の世界じゃなくても、新入社員も作らないようなトンデモ企画を上司がぶち上げ、知らぬ間に巻き込まれて苦労している現場をよく見ます。

 

やはり「おぶき」を瞬時に判断して正しい方向に物事を導いたり、直ちにその場から逃げて関わらないようにするチカラ、必要だと思います。( ´_ゝ`)

 

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いかがでしょうか、「おぶき」。

 

世の中を渡っていくには誠実さや正しさではなく、ハッタリとイメージ戦略の方がなんぼか大事なのは分かっていますが・・・

 

でも我々にできることとしては、身近にある迷惑な「おぶき」を素早く見分ける術を身につけ、共有し、それが通用しない社会を作っていくのが省エネと効率化への第一歩かな、と思います。

 

(おしまい)

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