不動産営業ってどうよ? 〜知人が30代未経験で転職したよ〜
知人男性が30歳過ぎで未経験の業界に転職!すばらしい!おめ!
しかし、その業界というのが、泣く子も黙る「不動産営業」だという。
(・A・)・・・
不動産営業ってちょっとアレじゃない??大丈夫? ←よく知らんけど外から見た印象
特に知人は、なんというかイケイケタイプではないので、「転職決まった♪年収アップ♪」と喜んでいるところ申し訳ないが、かなり心配になったお・・・
超余計なお世話だが。
ちゅうことで今日は、元ホステスのワタクシが考える、不動産営業のざっくりとした性質について書いてみたよ。
不動産業界って水商売にノリが近い
冒頭の知人の転職先については、
「不動産営業である。大手企業ではない。給与面は今までの業界よりもずっと良い。休みも週休二日あるらしい」
くらいの情報しかないので細かくはよくわからないが、私の感じた不動産業界全体的なイメージは、
水商売にノリが近い
というものだ。
ガツガツしている、ノリノリである、表層的である、羽振りがいい。そんな感じ。
これは、昔ホステスをしていた時に時々お見えになる、不動産関係の会社ご一行様を見て受けた印象ね。
もちろん不動産関係といっても色々あるだろうが、水商売と同じで、業界全体に「ここには長く居られない空気」をまとった世界だと思う。
まさに、働く人も水モノ。
世の中のどんな仕事も厳しい側面はあるけど、不動産営業は、その中でも正直言って少々キツめだろう笑。
例えば、ホストを長く続けられる人がどれだけいるか?という話よ。(←ノルマのきつさ・出入りの激しさ・上下関係などはホストのそれに近いのでは)
元ホステスが考える、不動産営業に向いてる人って?
向いてるのはきっと、○とにかくメイクマネ―したい人(そのためには、色々な常識を無視できる人) ○借金返済や起業など、目標が明確な人・・・そんなところかな。
それと水商売や夜の世界に長けていて、騙し騙されゲームに慣れている人も向いてるかも笑
実際、既に不動産営業の世界に身を投じている友人男性を知っているけれど・・・
彼の場合は、絶対この業界でメイクマネーしちゃる!と決意し、着々と業界で実績を摘み、宅建も取得し・・・
その後も実績を重ね、今や30代後半で年収数千万プレイヤー!
絶対に稼ぐ!という野心のある人には開かれる、夢のある業界ではあるよね。
でも、そんな野心的な彼でさえ、「本当にきつかった。明確な目標なしには続かなかった」と言っていたのを思い出す。
業界的には超体育会系で毎晩付き合い、重いノルマ、本気で成約しようと思ったら休みなどなくなるという。上司に怒鳴られるのは当たり前だし・・・とのこと。
つまり、明確な目標がある人や、後がなくて必死な人などには身を投じて自分を試すには持ってこいの業界だけど、「お!給料いいし、休みもあるし条件いいじゃん♪しかも未経験でもOKなんだ♪」っていう軽い考えの人は潰される可能性大っすね。。。
夢(=金)のある世界には、絶望が表裏一体ってこと。
肝に銘じておきませう。
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てメッチャ恐怖をあおることばかり書いてしまったがw、この度受かった知り合い男性には、一度その身を投じてがんばってみて欲しいとホントに思う。なんだかんだ言って経験できるうちが花だし。
もし向いてたならば、面白いくらい年収アップするだろうしね。
私も、「ちょっとやってみる」が許される世の中なんであれば、実はちょっとやってみたい世界ではある不動産営業(賃貸のほうね)。
絶対、お客さんのニーズに合わせた物件探してきますでぇ〜w
私、お客様の、言葉にできないレベルのニーズを汲み取るのが得意だから、自分のチカラを試してみたいし、研鑽できるかなって。
(日本の風土としてはあまり職を転々としている経歴は良く思われないけど・・・私はいろんな仕事がしてみたい欲、けっこうあります。今の仕事も好きだけど。)
何にせよ、これから新しい分野に挑戦できるってのは素晴らしいことだから、転職する人(考えてる人)には、超頑張って欲しいっす。
(おしまい)