文系オトナギーク女子

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コラム・思うこと リアルなハナシと人間模様

「いつまでもときめきたい派」には事実婚がオススメ!?中瀬ゆかりさん流の本当に楽しい人生のパートナーの選びかた

何歳になってもときめきたい女は、事実婚がイイ!

 

急にこんなことを言い出して頭が狂ったと思われるが、私は狂っていない。

これはファッション誌GINZAの岡村ちゃんコーナー11月号のゲスト・中瀬ゆかり氏が言ってた言葉です。(ただし、事実婚をオススメするには条件があります。後述。)

 

結婚やパートナーとの人生の歩み方は幾通りもあり、人それぞれのやり方やカタチがある。

中でも、子どもの居る人生は選択せず、仕事とダンナとの愛の生活を思い切り楽しんだ(←ダンナ様は去年急逝されたため過去形)中瀬ゆかりさんの生き方は、私も近い道を歩む恐れありwwwヒエーww

仕事が大好きで、男も大好きな女性のお手本として(オレもw)、大いにうなずける部分が多かったので、書き記しておこうと思います。

 

 

中瀬ゆかりさんとは・・・毒舌コメンテーターではなく、エリート編集者なのです!

 

ワイドショー「5時に夢中!」での下ネタ&毒舌コメンテーターとして知名度がある中瀬ゆかりさんだけど、本職は新潮社の敏腕編集者。

濃いぃキャラの女傑と思いきや、ホントは文芸の世界では泣く子も黙るエリート会社員なのだった。

 

中瀬ゆかりさんは、37歳で「新潮45」初の女性編集長になり、そこから岩井志麻子氏西原理恵子氏中村うさぎ氏など女性の欲望を赤裸々に語るという新しい価値観を世に出すさきがけを作ったお人。ギョエー

な、なるほど。このメンツを見るだけでも、女無頼派って感じやね。。。

 

私生活では、25歳で一度結婚して4年半で離婚してバツイチになり、32歳のときに当時51歳のハードボイルド作家・白川道さんと知り合い、事実婚関係に(どこまでも無頼派や!)。

去年白川さんがご病気で急逝されるまで、18年間パートナーとして連れ添い・・・という道を歩んで今に至る。

 

また、子どもは仕事と天秤にかけた結果、産む選択にはならなかったそうです。

彼女の時代はまだワーキングマザーなんて言葉もなく、「男と同等に働く」には出産するなんて発想も起こらないような時代だったということね。

とにかく彼女は仕事を前にして「子を産むか・産まないか」の二択に迫られたとき、産まない人生を選んだとプラスに捉えているということです。

うん、私も多分そのタイプだな。。。

 

 

仕事バリバリ+結婚→離婚→事実婚→死別・・・“人生のフルコース”

 

注目すべきは、事実婚関係にあった白川氏とのラブラブ生活。

白川さんが亡くなるまでの18年間、毎日大笑いの楽しい生活だったそうです!羨ましいね。

 

白川さんとは32歳で出会い、20歳の年の差

当初は「51のオッサン、ないわ〜」だったけど、話してみるとあまりに想像力豊かで人間的に面白く、どんどん惚れていったそうです。

博打打ちで借金だらけの大変な人だったらしいが(さすがハードボイルド作家)、あまりに人間的魅力がある人なもんで昨日より今日のほうが好き、今日より明日はもっと好きになるというのが、彼が亡くなるまでの18年間ずっと続いたんだって!スゲー。

 

死別はできればイヤだけど、人生を豊かにする仕事・離婚・結婚・・・人生のフルコース、どうせ生まれてきたなら経験してみたいような気もします。

 

 

ときめき派には事実婚がオススメ!!ただし、結婚→離婚を経験した後で。

 

中瀬ゆかりさん曰く、ずっとときめいていたいロマンチストな人には事実婚がおすすめだそうです。

事実婚は家族がいるわけでも、子どもがいるわけでもなくいつでも別れられる関係だから、愛情を失った瞬間に終わる

この緊張感を持ち続けていたからこそ、ずっとパートナーとラブラブでいられたと。

 

それ、なんかわかる。

結局、他人である男女の関係はもろい時にはもろく、だからこそ紙切れ一枚で縛ってムリヤリ成立させてるところがあるよね。

または、とっとと子どもさえ作ってしまえば、相手がイヤになっても多少は抑止力が利くっていう。

私も、今のパートナーとは事実婚的な感じだが、終わらせようと思えば簡単に終わるという気持ちどこかにある。

だからこその新鮮さ、思いやり、ときめきも確かにある...というか持ち続けようという気は常にしてますね〜。

 

ただし。

中瀬さんがすすめたいのは「結婚・離婚をセットで経験した後の事実婚」

 

これもスゲーわかる!

私は結婚・離婚は経験ないけど、過去にめっちゃくちゃな愛憎劇を繰り返しました笑。

そしてそんな大変な経験があった後だからこそ、婚姻関係があってもなくても心に決めた相手を大事にしようという密やかな決意が生まれたのは確かです。

これが、一度でも失敗していないと、どうしてもそういう心持ちにならないんだよね笑。

やはり人間、失敗を重ねて傲慢じゃなくなるもんですねー笑。

 

挫折も知らない傲慢なうちに事実婚とかやると、多分別れますなwww

 

 

まとめると:クリエイティブな大人のカップルにおすすめかも!?事実婚。

 

女の人生、なんだかんだでときめきは必要・・・だけど、身を滅ぼすのも、ときめき。

ちなみに瀬戸内寂聴サン曰く「セックスしすぎると老けるわよ。肉欲よりも、ときめくことが大事」だそうですw

ときめきをうまい具合に飼いならすのも女の腕の見せどころということで、その方法の1つとして「事実婚」、アリかも。

特に、白川さんと中瀬さんのような芸術的な部分でも結ばれているカップルや、挫折を味わったバツイチ同士、そして生活にちょっとした緊張感やロマンスが欲しいカップルにはオススメできる関係なんだなと、中瀬さんの話を読んで改めて思いました。

 

でも、中瀬さんの言う通り、いつでも別れられる関係だからこそ、互いに思い合えるような大人どうしじゃないとあっという間に破綻するから要注意♡

 

そうでない人はやはり、結婚して子どもを作る(そしてときめきは嗜む程度にするw)のが無難かも・・・と改めて思った次第でございました。

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