知は力なり。依存症との向き合いかた
2017/10/20
ちょっと暗い話になりますが、私の親戚筋の姐さん(50)がアルコール依存症のようで。
その一家は高齢者ばかりでネットリテラシーが低く路頭に迷っているいうことで、なぜか私が色々調べることになりました。
荷が重い・・・(´・ω・`)
けど、力になれる範囲でがんばるわ(`・ω・´) シャキーン
それにしても、病気一つ取っても、ネットのおかげで便利な時代になりましたよね。いい加減な情報もあるから注意が必要だけれども。
私は特に、病気に関しての情報を調べるときは、
○専門医の見解
○患者本人の闘病記(ブログ)
○患者の家族がつづった日記(ブログ)
といった三方向からおしなべて情報を得るようにします。
目を通せるものにはできる限り目を通し、数を多く読みます。
多くの人の意見や体験を読んでいるうちに、極端な意見とスタンダードな意見、また自分が求めているケースに一番近いタイプなどがわかってきます。
医者の専門的で冷静な意見はもちろん参考になるし、実際に経験している人たちの話は、当事者の気持ちを知るうえでこの上なく役立つ。
ネット上は耳を塞ぎたくなるような生々しい情報や間違った知識もたくさんあるので、精神衛生上よろしくない時もあるけれど、知らないよりはマシ。
知って知って、自分たちのケースにベストな方法を取捨選択していくのです。
もちろん最終的には掛かりつけ医にお任せしますが、今はいくらでも個人でケーススタディができるいい時代になったと思います。
アルコール依存症にしても、今はそ知識や体験談が簡単に集められるようになったから、昔の人よりだいぶ先が明るい。
五里霧中だったのが、二里霧中くらいの違いがありますね。
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さてアルコール依存症ですが、
大変な病気やで(´;ω;`)
色々と勉強すればするほど、苦しんでいる人がこんなに多いことを改めて知りました。
アルコールに限らず、依存症を治すには?
○本人が深く病気を自覚し、治療の意思を持ち続けること
○周囲のサポート
究極を言うと、回復に必要なのはこの2つだけだと思います。
しかし、この2つを維持し続けるのがまあ至難の技で、なかなかできない。アルコール依存症の場合まず、本人に自覚させることがかなりハードルが高い。
それでも、回復に向けて歩みを進めている人、その家族、中には10年以上の断酒に成功している人もいました。
断酒に成功している人を見ると、「知識」でもって断酒の意思を支えている人が多いのに気づきます。
自分がアルコール依存症であると自覚したうえで、病気の知識と傾向をよく知って挑んでいる。
例えば禁断症状一つ取っても、「これはこのような脳の作用で、ある程度堪えればおさまる」と理解を深めているのといないのとでは、忍耐力にも雲泥の差が出るんじゃないでしょうか。
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現実には、そんなに簡単にいくことばかりではないと思いますが、今日の学びとしては、
○病気の時こそ、情報をフル活用。
たくさんの情報を総合して、自分にとってベストな答えを導き出す力をつけよう
○「知は力」であり、意思を助ける。
知識で多くのことがカバーできる時代になったと改めて感じました。
そしてやっぱり最終的には・・・
お医者さんに相談だ!
(おしまい)