文系オトナギーク女子

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世界一の美食「バスク料理」を堪能。渋谷ABASQUE(アバスク)

 

先日、ある人と「(初めて)食事でもしましょうか」ということになった。

 

そして店を決めるやり取りの中で、先方から、

 

「バスク料理が食べたいです」

とのお申し出が。

 

 

バスク料理・・・(^ω^)・・・?

 

 

これはバスケ・・・

 

これはバスクリン・・・

 

 

まあ、ここまできて、「あ、舌の肥えた人だ」と察しの悪いワタクシはようやっと気づいたわけであります。

 

幸いワタクシは、すき家の牛丼から三ツ星フレンチまで同じように楽しめる幅広い舌(←雑舌)を持っているので、すぐに第三形態の「美味しいもの食べにいくモード」に転換いたしましたよ。

 

うっかり「鳥貴族でいかがでしょうか」とか申し出るところでしたよ。あぶない、あぶない。(鳥貴族行ったことないけど)

 

 

バスク料理って?

 

バスクは、スペイン北部とフランスの国境にある地方。

 

山もあり海にも恵まれたこの地方は独自の食文化が発達し、現在、平方メートルあたりのミシュラン星付きレストランが世界でいちばん多い地域だそうです。

つまり世界一の美食天国ということね!

 

 

しかもバスクのシェフ達は、食の知識や新しい調理法など、良いものはどんどんシェアし合う文化があるらしく、進化も著しいとのこと。

 

シェアし合って切磋琢磨というのが、現代っぽいですね〜。

↑お連れさん情報。ちょっとうろ覚え。

 

 

 

ミシュラン1つ星獲得のお店、渋谷の「ABASQUE(アバスク)」

 

で、ワタクシ人生初のバスク料理。

渋谷〜表参道間にある、アバスクというお店に行ってまいりました。

 

ここね→ABASQUE

 

 

とても大人っぽく洗練された、アーバンで素敵な店内。こぢんまりとしているのも落ち着きます。

 

 

この日はコースを頂きました。これは7月限定メニューです。

どうでもいいけれど、メニューのタイポグラフィがやたら美しいな・・・

 

 

手始めは、「白桃のガスパチョ」。

正直そこまで桃感は無かったが、爽やかで美味しい。

 

 

お次、「釣りアジのマリネ 茄子のエスカリバーダ バジルソース」。

“エスカリバーダ”とは焼き野菜のことですって。

つまり「茄子のエスカリバーダ」は平たく言うと焼きナス。とろとろのナスはアジの下に隠れてて、マリネと相性もよく美味しかった。

 

あと「釣りアジ」てのもポイントね。

要はアジの一本釣りですね。網で取るより格段に手間はかかるけど、魚が美しく鮮度のいい状態が保てるっていうやつ。

 

全然臭みはありませんでした。

 

 

 

次、スペイン産フォアグラのソテー♪

フォアグラって美味しいよね・・・(^q^)

上に乗っているのは甘い焼き菓子。塩気と脂と甘みのバランスが素晴らしい。

 

 

次、「バカラオのピルピル とうもろこしとにんにくチップ」

バカラオのピルピルと言われても呪文としか思えないんであるが、バカラオはスペインやポルトガルでよく食べる鱈の塩漬けの干物。

柔らかい塩鱈と周りのお野菜がウマー

 

 

そして本日のかわい子ちゃん、「仔ウサギ背肉と生ハムのパネ もも肉のバスク風」でございます。

仔ウサギちゃん美味しかった (´・ω・`)

すっごいジューシー(´・ω・`)

 

ちなみに生ハムは周りに巻いて揚げてあります。贅沢。

 

 

 

〆は、「サザエと枝豆 ジロール茸のアロス」。アロスはリゾットのこと。

これも・・・海の幸と山の幸が出会って・・・奇跡のマリアージュを遂げていた(恍惚)。

 

 

デザートは「チョコレートのソルベ コーヒーのグラニテ」

チョコレート味の濃厚なシャーベットに、コーヒーの氷が乗った爽やかな一品。

 

この後、バスクの一口サイズの焼き菓子とコーヒーがついてコース終了(なぜかその写真撮ってなかった)。

 

お腹はちきれそうでした。

 

 

<まとめ>バスク料理およびアバスク雑感

 

お初なので、最初はどのへんが「バスクっぽい」のかいまいちピンと来ないで食べてたんですが、全体通すと何とな〜く?わかる気がしました。

 

スペインっぽいフランス料理というか、すごく洗練されたスペイン料理というか。

両方の美味しいとこ取りといっても過言ではないお料理でした。

 

あとワインも、それぞれの料理に合わせて合うものを少しずつ出してもらい、色々楽しめるのがイイ!

中にはバスクの珍しいお酒(どミドリ色でしたwww)も。。。

 

 

 

ということでABASQUE、私的にはまたリピートしたいお店に決定でございます。接客の距離感もかしこまり過ぎずGood!

 

今をときめく(?)バスク料理、ぜひ話のネタに行ってみてはいかがだろうか。

 

(おしまい)

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