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【週末韓国】見るべき建築。東大門デザインプラザDDPは圧倒的なパワー!ザハの天才っぷりを体感の巻
8年ぶりの韓国、一番の驚きと興奮は「東大門デザインプラザ」だった。
(ちなみに何の下調べもせずに訪れたので、東大門がこんなに近代的に生まれ変わっていることや、設計があのザハ・ハディドだということは後で知りました…。)
何の予備知識もなく先入観もなく行っても、この東大門デザインプラザ(DDP)には大感動。その建物の異形っぷり、金の掛けっぷりの凄まじさにクラクラしましたよ。
建築物そのものから発される圧倒的なパワーを感じるものとしては、これまでで1、2を争うといっても過言ではなかった。
初めて「あの話題の」ザハの比類のなさを体感でき、そしてこれを現実のものとした韓国のやるときゃやるっぷりを目の当たりにしました。
ザハの新国立競技場を作らなかったのは日本の恥や!
ザハといえば、もちろんワタクシも新国立競技場問題でその名を知った。建築費用のコスト問題で、安藤ヅラ雄忠雄が会見してたのも記憶に新しい。
結局、金の掛かりすぎるザハ氏のプランは白紙撤回され、隈研吾さんの案で落ち着いたんだっけ。(裏事情は知らないけど、一般的にはそんな感じで収束していたと記憶)
べつに隈研吾さんをディスる気はさらさらないけどさぁ〜。そしてザハ案と比べるのも野暮だけど・・・正直、ザハ案と隈案では
建築物として、パワーとスケールが全然ちごてる
そう感じましたよ。
もちろんアタシは素人なので、コスト云々は置いといてですが。
隈研吾さん案は、ザハ見た後だとお行儀がいい素敵な空間なのだろうな、という感想にとどまる。ギャフン感は無い(と思う)。
韓国でもDDPについては、「金掛かりすぎ」「時間掛かりすぎ」「維持費掛かりすぎ」「形おかしすぎ」と賛否の声はあるようだが、真に新しいものはいつも大量のアンチと賛同者を生むのは当然のこと。
とにかく韓国はザハの巨大建造物を得て、ひとつの街ごと未来的に生まれ変わったのだということを感じた。
日本はグダグダ言った結果、価値あるザハ建築を得る機会を失ってしまった。。。うーん残念。残念すぎる。
幻想的な夜のDDP。デートでぷらぷらするには最高!
ということで、ここからはDDP夜景をお楽しみください。
東大門駅の出口はすでにDDPの片鱗が垣間見える。
この時は自分はまだ「駅が超キレイになってるぅ!」くらいに思ってました。
東大門といえばデフォで工事中で、その周りに屋台いっぱいなドヤ街っぽいイメージだったのに変わるもんだな!という印象。
ちなみにショッピングセンターも直結。そちらも流線型でムダに豪華な空間!
ファッションや化粧品、飲食店が並び、日本と変わらないくらいスタイリッシュです。
そして外に出ると・・・うわーーーなんだこりゃーーー!
完全に異空間!
照明によって表情が変わる
SF映画のような世界
はぅう、凄かった。
周囲のファッションビルとの相性も良かったですよ。
もともと眠らない洋服問屋街の東大門ですが、そのわけのわからない熱気とクールなDDPがマッチして、近未来アジア感のあるシティに生まれ変わってました。
ということで、ソウルに行ったら夜は東大門でDDP夜景さんぽ〜周辺ファッションビル街散策が本気でおすすめ。近未来アジアシティが楽しめます。
私は今回は時間の関係で夜の散歩のみになりましたが、昼も近々探索に行くのが楽しみです。