文系オトナギーク女子

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コラム・思うこと リアルなハナシと人間模様

ミレニアル世代のクリエイターの恐ろし逞しさ

 

雑誌Numeroで「ミレニアル世代特集」をやっていた。

 

ミレニアル世代とは・・・

 

2000年以降に成人を迎えた世代。

物心ついたときからネット、スマホを操るデジタルネイティブと言われる世代。

 

 

Numeroの購買層は30代〜40代がメインだと思うけれど、取材されているのは10代〜20代前半のクリエイター達。

 

 

○ファッショニスタ/ジャズピアニストのMAPPYさん(ピアノの才能は正直。。。) →MAPPYさんのインスタグラム

 

○女子高生フォトグラファーの石田真澄さん →「Vice」石田さんの記事

 

○女子高生ダンサーの山田葵さん

かっこいい!

 

 

他にも沢山のミレニアル世代クリエイターが特集されていました。

 

 

私たち上の世代が、デジタルネイティブ世代を見て思うことそれは、

 

恐ろしい

 

という感情が漠然とある。(私はあります)

 

 

理解できない(のにパワーを秘めていそうな)ものは恐ろしい。

 

これ、オールドタイプがニュータイプを畏怖するのと同じ感覚なんじゃないかと思う。

 

 

生まれた時から、効率的に情報を集めて世界中の人と普通に繋がれる人々が恐ろしい。

 

私たちが信じてきた世界の概念を軽々と飛び越えていく彼らが恐ろしい。

 

 

要領がよくフレッシュな彼らに仕事を奪われそうだから恐ろしいとか、そういうことではなく・・・

 

なんていうかもう、相手にされてない感がある。

 

 

先に、MAPPYさんのピアノの腕前は正直アレだと書いたが、上手いの下手だの言ってる時点でおばちゃんの負け

 

自分はジャズピアニストですと言い切って、自分をイイと言ってくれる人々と企業の力など借りずに繋がって、繋がった人たちと音楽作ったりしているわけで、それはもう立派なジャズピアニストですよ。

 

彼らはどこまでも「個」でいられ、企業にも大人にも頼ることなく、自分の世界を広げていける。なんて羨ましい。

 

だから大人の事情も、企業のバックアップも必要ないし、そういう意味では大人は相手にされてない感があるのです。

 

私の世代のヤンキー→「この支配からの卒業。闘いからの卒業。」

 

ミレニアル世代→「大人は大人で大変そうだよね。ところで自分はアプリ開発してみたよ」

 

みたいな。

少なくとも昔の子どもは、大人を闘う相手として認識してたってことよね。(いい時代や)

 

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でも、そんなミレニアル世代特集をざっと見て、恐ろしさと共に共感も湧きましたよ。

どんどん、企業や大人の思惑なんか飛び越えて活躍して欲しいわね〜。

 

 

今現在はまだ、前時代的なやり方を是とするバブル世代が幅を利かせているオフィスも多いだろうけれど、もう5年もしたら・・・

固定概念に縛られた世代はますますオールド・タイプになるんだろうな。

 

アタシも若者についていこうとは思わないけど、せめていつまでも柔軟でいたいものだ。

 

(おしまい)

 

 

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