文系オトナギーク女子

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コラム・思うこと リアルなハナシと人間模様

生活・教育レベルの格差で友情にヒビが入った件 〜大人の嫉妬は恐ろしい〜

 

皆さんは、気の合うはずだった旧友と、「生活レベル・子育てレベルの格差」を感じてアレと思ったことはありますか?

 

私は子どもは居ませんが、仲良く肩を並べていたはずの女友達と、いつのまにか生活レベルが全く変わってしまい何となく距離ができてしまったことがあります。

 

今日は大人になればなるほど、格差やそれに伴う嫉妬心とうまく付き合わなければならない、というお話です。

 

 

金持ちになるには、付き合う友人は選ばなければならない?

 

この女友達は高校時代からの気の合う子ですが、そのダンナさんは何だかやたらとエリート志向で、それが私にとってはやや鼻についていました。

 

 

ダンナさんは、

 

「良い学校を出て良い仕事に就くには、環境が大切。」

 

「ウチの子を“勝ち組”レールに乗せるためには、まずレベルの高い学区から選ばなければならないから、金持ちが住む区域に家を買う」

 

などなど、相当に教育熱心なご様子。

 

彼女のダンナさんは、仕事柄、世に言うエリート達と接することが多いので、その中で地方出身者として苦労やコンプレックスを感じながら「自分の子どもには生まれながらにして高水準のものを与えよう」という趣向になったのかもしれません。

 

ダンナさんのそういった強い希望もあるので、子どもが小学校に上がるまでには、子どもの教育に最適な環境(高級住宅地のエリート君が通うエリート学校)に通えるよう、物件を吟味中だということです。

 

 

金持ちに育てるには、金持ちの中に放り込む。

とても一理あることなんですが、でも、話を聞いていて、何だかイラッとした気持ちになってしまった正直www

 

普段は、てやんでえ学歴で幸せになれるかコノヤローと息巻いている私ですが、旧友との、いつのまにか開いた距離を感じた瞬間です(´・ω・`)

 

ええ、たぶん嫉妬でしかないんですけど。

 

 

「格差」に嫉妬はつきもの

 

私自身があまりにもエリートに縁がないので、その世界に嫉妬と羨望の念が無いといったら嘘になります。

 

私には子どもはいませんが、もし自分に子どもがいて、普通に公立に行かせようと思っている矢先に仲の良い友達から「ウチの子は良い教育を受けさせたいから私立よ」と聞いたら、尚更自分の子どもと比較して複雑な気持ちになったことでしょう。

いや、よくある話だし人それぞれだから仕方ないんですけどね。

 

かといって、もし私が彼女と同じ立場だったら(たまたまエリート志向なダンナと結婚したら)、私はきっと喜んで子どもを名門私立に入れるでしょうね。。。人間なんてそんなもんです。

 

つまり、どこかで羨ましいんです。

 

 

多分、元々エリートの人がそう言っていても嫌な気持ちにはならなかったと思います。元々、世界が違うもんね〜〜すごいね〜〜と割り切れる。

↑このへんが既に、ヒクツっぽくて貧乏根性丸出し

 

自分と同じ平民だと思っていた人が、生活レベルをあげていくことへの嫉妬は、ちょっと厄介な感情です。

 

 

まあ、私の場合は一瞬嫉妬に駆られても、実際には自分なりの楽しい生活がありますので、最終的には大丈夫なんですが。

もちろん、冒頭の女友達とも、なんだかんだ言って仲良くやっていますし。

 

しかしこういう時に気づかされる。

大人はみんな、嫉妬や羨望を隠して隠しまくって、自分でも気づかないくらい意識の底のほうへ押しやって、なんとか「自分は自分」と前を向いて生きているんだということ。

 

だからふとした瞬間に、その嫉妬心が小さなイジワルとなって噴出してしまうのが世の理です。 ←いや私は別にイジワルしてないですよ!念のため

 

本物のセレブ家庭のお母さんほど、一目でどこのものかわかるブランドは身につけないと聞くが、それは周囲のジェラシーを避けるため。

変な難癖からお受験に向かう息子たちを守るためなのかもしれない。

 

 

 

自分の嫉妬心は自分でなんとか制御・解消できるが、とかくジェラスィ〜というものは恐ろしい魔物

 

不用意に人のジェラ心に火をつけたりしないよう、そして自分も醜くならないよう、いろいろ気をつけたい。

 

 

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今日はなんだかんだグダグダ言ったけど・・・

 

若い頃のように、出鱈目に周りと自分を比べて落ち込むことなどほとんど無くなり、自分のスタイルと生活を「こんなもんでまあ、いいよね♪」と思って生きている最近の私。

 

でも、友達と比べて気持ちが揺らぐようでは、私もまだまだです。精進します。

 

(グダグダ終わり)

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