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【マカオ女子旅】ヴェネチアン・マカオに泊まってみたレヴュー
マカオで金持ちごっこがしたいなら迷わず「ベネチアン・マカオ」へ！
それも、成金風にとことんやっちまいたいなら。
（実際はH.I.Sの格安ツアー３泊６万円（航空券代込み）で来ています）
（ ´,_ゝ｀）ﾌﾟｯ
初のマカオ旅行、どうせならマカオマカオしい所に泊まってみたいということで、ヴェネチアンに行ってきたよ！
悪趣味スレスレのゴージャス感、24時間続くカジノの活気・・・なかなか楽しめましたよ。
こんな狂ったホテルに泊まることは後にも先にもないと思うので、わたくしなりにヴェネチアン・レヴューしてみたいと思います。
（ちなみに当方カジノは一切使わなかったので、それ以外の部分のレヴューになります）
ベネチアン・マカオのクチコミを見てみると・・・
ベネチアンマカオのクチコミを事前にチェックすると、「とにかく広い、全てが豪華」というものと「観光客だらけで安っぽいテーマパークのよう」という二極化された意見が目立つようです。
私の見立てによるとですね、どちらも正解。( ´_ゝ｀)
ベネチアンは、ディズニーランドのように絶えずガチャガチャしています。
しかし、建物のスケールの大きさ、金のかけっぷりはすごいです。ひたすらゴージャス、というかバブリー。
バブってます↓
ただ、金のかけ方が欧米的なモダンな感じではなく中国四千年のあの感じ。 一歩間違うと趣味わるぃっていぅか
そんな場所なので、普通のラグジュアリー・ホテルのようなモダンな空間や一流のホスピタリティを求める人には不向きといえます。
そういう空間をお求めならば、マンダリンかハイアットあたりに行きましょう。
逆に、マカオのギラギラ感を心ゆくまで楽しみたい人にはオススメです。
アクセス便利。空港からシャトルバスで5分。
私たちは香港からのフェリーではなく、成田からの直行便でマカオに来ました。
空港は本当にホテルからすぐなので、シャトルバスで5分程度で着きます。シャトルバスはバンバン出てるので時間も気にしなくて良し。
ついでに空港の規模も小さいので、イミグレや荷物ピックアップも他の国に比べてかなり早く終わりました。
海外旅行って飛行時間も長ければ着いてからの手続きが長いのがイヤですが、マカオは着いてから空港外に出る時間が史上最速だったような気がします。
とにかく広い。そして広すぎるホテルはそれはそれで問題
さてベネチアンに着きました。
メインロビーから入ります。
ギラギラギラ。
クチコミでは「チェックインで待たされる」という意見が目立ちましたが、私たちの場合、閑散期＆夜遅くのチェックインなので、フロントはガラガラでした。
チェックインを済ませ、スーツケースを持って自分の足で部屋まで行きます。
ひたすら歩く↓
無論、ホテルマンの案内・荷物持ちなどはありません。この辺はマンモスホテルのつらいところ。
そして、早速迷いました( ´_ゝ｀)
疲れている上、至れり尽くせりのはずのホテルで迷うという状況に、ちょっと何かにキレそうになりつつ進みます。
で、スケールが大きいので、一度間違えて引き返すと10分はロスします。
結局、フロントから迷いながら客室にたどり着くまで20分くらい掛かりました。どんだけ〜
（迷わずストレートに歩いても、10分くらいは掛かります）
結論：スッゲー歩くので、ベネチアンはご年配には向かない
全然使えないホテルの案内MAP
フロントで、館内MAPをもらえます。
日本語版！やったー
と思ったのもつかの間、全然見づらいです（・Ａ・）
このMAPはだいたいの土地勘を得るのにはいいですが、ショップやレストランの情報はマカオ情報のブログなどから得た方がいいです。
ショッピングなどで目当ての場所がはっきりと決まっている場合は、一応、ブランド名などで探せるようになってはいますが…
MAP自体が巨大な上、視覚的にメチャわかりづらいので結局探せなかったり、MAP上で探しても辿り着けなかったりします。
どんなに見ても、結局迷います。使えねえ。
というか、MAP自体が悪い訳ではなく、巨大施設をマッピングすることへの限界を感じさせられました。
フードコートは劇的なマズさ
初日は、部屋についたのがすでに21:00だったので、ホテル内３Fのフードコートを利用することにしました。
点心屋さんの小籠包、中華屋さんのえびワンタン麺などをオーダーしたんですが、ひとくち食べて
ヴォエー！！(^q^)
本当に驚くべきマズさでした。
なんて表現したらいいのかしら、小籠包はここまでマズくなれるんだという畏れすら感じましたよ。
さすがにこれ程口に合わないと生命の危機すら感じたので、もったいないけど全部残しました(´・ω・)
たまたま私達が利用した店が悪かったのか？
しかし２店舗別々の店で買って、どちらも食えないほど不味いなんて偶然はないだろう。
ということで、私は言っときます。
美味しいものを食べたかったら、ベネチアンのフードコートは絶対にやめましょう。
広〜いお部屋。ラグジュアリーで落ち着いていていい感じ
あまりに部屋までが遠いので、お部屋に入るとホッとしますよ。
そして部屋もメチャ広い。美しいです。
バスルームも素敵。
洗面台が２つあるのがとても使いやすかったです。
トイレは残念ながらウォシュレットではありません。アメニティは地元のブランド？なかなか香りがよかったですよ。
全室スイート、というのが売りですが、景観はまぁ〜普通かな。。
（ちなみに私たちが泊まったのはNorth Suites）
あっ
客室で唯一不満だったのは、隣に滞在している中国人がうるっせー！！ということ。
カジノは２４時間体制だからなのか、朝の4時くらいから廊下で大声で30分くらいしゃべっている団体が。
朝の４時ですよ！殺すぞ！お願いだから部屋でしゃべってくれ。
これは正直運もありますが、パワフルな中国人観光客がメインなのでこういう場面に遭遇する可能性は結構あるかも。
ショッピングして、ジムに行ってだらだらするには最高
さてこのヴェネチアン、巨大ショッピングモールもついているのでだらだらと買い物するには良い場所です。
ショッピングゾーンはヴィーナスフォートにそっくりなのが玉にキズですけど。
でも高級ブランドから、香港のブランド？まで色々あってぷらぷらするには良いです。個人的には、日本未上陸の「Super Dry 極度乾燥」が入ってたのが嬉しい！
そして私たちは毎日ジムに通いました。宿泊客はシューズさえ持参すれば無料で使えます。
ただし、私たちの部屋が北にあり、ジムは南。
ジムに行くまで10分かかるので、それだけでなかなかの運動になってるんですけどね。
使いやすくオススメなレストラン：帝王点心（インペリアルハウス点心）
で、ヴェネチアン内で美味しいレストランは？と聞かれますと、私たちが滞在中によく通ったのが「帝王点心（インペリアルハウス点心）」。
場所は１F、South側のカジノの隅っこの角にあります。
マカオでは、マズい中華料理に当たると本当にマズいのでドキドキものですが、ここのは何を頼んでも美味しかったー。
点心、炒め物、ご飯もの、なんでもあります↓
しかも24時間営業で、がっつりディナーの人もいれば、点心だけ頼んで軽食している人もいるので、ちょっと小腹が空いた時なんかも使いやすい！
ファミレス感覚で使えます。
フードコートに行くなら絶対、ここの方がオススメです。
「ロードストーズベーカリー」のエッグタルトが美味しい
マカオといえばエッグタルトですが、「ロードストーズベーカリー」のエッグタルトは美味しかったですよ。
↓これな
3Fショッピングフロア（ゴンドラのあるとこね）にあるのですが、持ち帰ってもいいし、イートインもナイスな景観。
なんていうかね、プロダクトが全体的にちゃんとしてホッとできるのよ。
中国的大雑把な部分がなくて（失礼）、心からくつろげました。タルトも他の店のものより甘さ控えめでレアな感じが美味しい。
カフェとしても、１Fにあるスタバとかより断然落ち着けます。
色々言ったけど、マカオ行ったら記念に泊まってみよう
なんか基本ディスってばかりになってしまいましたが。
でもね、すっごく楽しかったんですよ。文句ばっか言ってましたけど。
ヴェネチアンを利用する心得としては、
○普通のホテルだと思わない。巨大テーマパークだと思ってかかろう
○高級ホテルのホスピタリティは求めない
○マカオ記念滞在にはぴったり
ということです。
つまり、ホテルとしての素晴らしさよりも「マカオ来たった感」をどこよりも盛り上げてくれるという場所、それがヴェネチアン。
その１点だけでも、一度泊まってみる価値はあると思いましたよ。
それに巨大カジノといい、エゲツないお金パワーを感じて元気になれます。笑。
とにかく他の普通の規模のホテルと比べて面食らうポイントは多かったので、レヴュー自体は注意点のようになってしまったが…
「一度泊まってみたい」と思った人は迷わず記念に行ってみるべきです。きっと面白い体験ができますから。
とにかくこの世界観と思って行けば間違いなし！
（おしまい）