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インドへの気構え〜インドビザ編
みなさんは、インドに興味がおありですか?
行ったことない人でも、何となく興味ある人と、何となく絶対イヤという人に分かれることでしょう。
ところで、現代の日本では、大変に細やかなサーヴィスが充実していて、苦労しようと思ってもなかなか苦労が売ってません。
そんな温室そだちに飽き飽きした好奇心旺盛なアナタ。
たまには日本を出て、インドでちょっとした不自由を体験してみよう!楽しいよ♪
ところで、インドに行くにはインドビザが必要。
これがまた、大変にめんどくさくて、まさにこのビザ取得にインドの不思議が凝縮しているような気がしたので、インドビザ取得の気構え的なものを記してみたよ。
これだけでも、インドってこういう国か…というのを感じて頂けると思う。
※ちなみに、ちゃんとした最新版のインドビザの取り方は、こちらなど、とても丁寧に書いてくれているサイトがあるのでそっちを参考にしてください。
まず、ビザセンターに辿り着けない(告知もなく移転する)
私がインドビザを取りにいった去年、2015年の春。
公式HPを見て、茗荷谷まで行きました(当時)。
茗荷谷の駅から結構歩いて、やっと着いた!と思ったら張り紙が。
「田町に移転したよん♪byインドビザセンター」と書いてあった。
ふ、ふ、フザケンナー!!
ということで、公式HPは信用してはいけません(どんな国だ)。
ググったり、Twitterなどで一般人から最新情報も同時に得といて、総合的に判断しましょう。
電話に出ない/営業時間がまちまち
茗荷谷で途方にくれた私たちは、張り紙の番号に電話。
10回くらい電話しても、誰も出ませんでしたよ。
一応、書いてある営業時間内なんだけど(プンスカ)。
その後、旅行会社やら各所に電話して確かめたところ、「平日17時まで」とか「16時まで」とか諸説ありました。なんでやねん!
つまり、営業時間がテキトーなのかもしれません。
閉館時間前の1時間前後には、行かないほうが無難かも。何も信用できないので。
どんなに「完璧だ!」と提出しても突っ返される書類
いろいろな先人たちがWebにアップしてくれているHOW TOを読み、完璧だ!と思って必要書類を提出。
しかし、私の場合は出力紙が微妙にかすれているという理由で、やり直しでした。
友人1は、内容に1箇所、ちょっとした不備があったため。
友人2は、写真の背景色が青かったため。
不備があるとその場でPCを借りてやり直せるけど、なぜか1,000円を取られます。
インド人、実はこれで商売をしているんじゃないか説も浮上します。どう考えてもアイツらのランチ代になっている気がする・・・。
まとめると:1回でうまくいくと思わないで余裕を持って、のほほんと取る
インドに行ったことがなかったワタクシは、ビザセンターですでに「これがインドか・・・」と洗礼を受けました。
OK、わかった。何一つ、自分の予定通りにいかないのね。
ということで、インドビザを取るには、期日に余裕をもって、1回で取れると思わないくらいの大らかな気持ちでいくべし。
これそのまんま、インド旅のココロ構えに繋がります。
インドの虜になってしまった人間は、だいたいインドの悪いところを「嬉しそうに」語ります。
それはまるで、ワガママで制御不能な女にハマってしまった男のよう。「厄介だが惚れてる」ってやつです。
ハタから見るとなんでだったら付き合ってんねん、としか見えないが、その苦労がエキサイティングで楽しい。
さあ皆さんも、インドの悪口を言えるように、一度はインドに行ってみよう!
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ちなみにこんな苦労しなくても(私はやったことないけど)オンラインでも取得可能。2016年3月から、メジャー都市ならば現地でアライバルビザも取れるらしいっす。
あと、インドビザは5,000〜8,000円程度で旅行会社などが代行で取ってくれるサービスがあります。往復の交通費や、失敗した時にブン捕られる代金など考えると、適正価格かと思います。