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和歌をたしなむススメ─瀬を早み
2016/07/18
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あわんとぞ思う ──崇徳院
(意訳)※ワタクシ訳
早過ぎる流れに、流されている。ひとつだったものが二筋に分かれ、各々先を急ぐ。
岩に塞き止められ分かれた流れが下流で一つになるように、私たちも末にまた会おう。
百人一首のなかの恋の句だけど、ワタクシにはとても現代のさまざまな事象と重なって響く。
「瀬を早み」は、恋に限らず、立ち止まる暇もなく進んでいく日々と重なる。
そして、時の流れの早さのなかで一緒に居たく思っていても離れてしまうものは、何も恋人だけでなく、仕事のパートナーや昔意気投合した旧友などにも当たる。
きっとワタクシも、これから先の人生で、何人かと「瀬を早み」、末に会う体験をするだろう。
それが誰かはわからない。
でも、今はお互いの境遇や使命で縁遠くなっていたとしても、きっとこの先もどこかでまた会って時間を共にするのではと思う人は何人かいる。楽しみです。
タイムリーなところで例えると、キヨと桑田とかもそんな感じするけどwww。
元々恋人(バッテリー)だったけど桑田の裏切り(勘違いだけどw)により別れ・・・
この先この2人がまた「会う(仲が戻る、縁が続いていく)」かどうかは現段階では分からないけど、キヨの逮捕によってその方向性は高まったんじゃないかしら。やっぱりキヨには桑田よねwww
あと、XジャパンのYOSHIKIとTOSHIとかね。あれこそ瀬を早み〜じゃんw
とにかく瀬を早むしかない、日々のワタクシたち。流れに逆らわず進もう。